「スノーボードのハーフパイプってどんな競技?」
「ハーフパイプで行われる技について知りたい!」
あなたは、スノーボードのハーフパイプという競技をご存じですか?
今回は、スノーボードのハーフパイプの競技についてや技名・種類について詳しく解説していきたいと思います!
ハーフパイプとは、半円筒状の雪上を滑り、ジャンプやターン・宙返りなどの技を決め、得点を競う競技です。
この半円筒状の構造物の事を、ハーフパイプといいます。
技の構成の事をルーティーンと呼び、1回のルーティーンで5~6回の技が行われます。
ハーフパイプの1本の演技の最高得点は100点。
高難度の技を決めるほど高得点になります。
得点は、技の「完成度」・「難易度」・「高さ」・「独創性」の観点から決められます。
着地姿勢も採点ポイントの1つであるように、技以外の部分も得点に関わります。
大会では一般的には予選・決勝それぞれ2本ずつ演技を行い、いずれか高い方の演技の得点で順位が決まります。
ハーフパイプは、スノーボードのワールドカップで行われている種目の1つです。
また、2014年のソチオリンピックから正式種目に採用されました。
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ハーフパイプの技には、色々なものがあります。
今回は、代表的なものを6つご紹介します。
クラブは空中でボードを掴む、基礎中の基礎の技です。
ボードを掴む場所や腕の回し方によって技の名前が違います。
グラブを他の技と組み合わせると、その技をよりかっこよく見せることができます。
比較的簡単に習得できるため、初心者が最初に練習するのにおすすめの技です。
マックツイストはバックサイドを利用した前方宙返りです。
バックサイドとは、ボードのかかとの部分の事です。
縦方向と横方向の回転を加えます。
後方宙返りではなく前方宙返りであるため、比較的恐怖心を感じにくいため初心者でも挑戦しやすい技の1つと言われています。
派手に見えやすく、花形の技の1つでもあり、多くの選手がマックツイストを行っています。
クリップラージャパンは、とても高いジャンプの中で行われるクリップラーです。
クリップラーとは、バックフリップ180の事です。
フリップとは縦回転を入れたトリックの事で、バックフリップ180は後方への180度縦回転を意味します。
ジャンプは、9mを超えることもあるほど高く、迫力があります。
オリンピック日本代表、平野歩夢選手の得意技です。
ダブルコークは、コークスクリューを2回行った技です。
コークスクリューとは、540度の横回転と縦回転を加えた技のことです。
ダブルコークは、3Dエアである為、迫力があります。
横回転と縦回転が同時に入っているエアのことを3Dエアといいます。
上級者は、ダブルコークに技を追加することもあります。
ダブルコークは、ハーフパイプの基本の技であり、上を目指す為にも必要な技でもあります。
フロントサイドダブルコーク1260は、縦2回転・横3回転半をする技です。
最後の数字は、横の回転の角度を表しています。
1回転が360度であるため、1260度は3回転半ということにあります。
フロントサイドダブルコーク1260は大技である為、成功することが出来れば勝利に確実に近づくと言われています。
フロントサイドダブルコーク1440とは、縦2回転・横4回転をする技です。
フロントサイドダブルコーク1440は、フロントサイドダブルコーク1260よりさらに大技であり、男子選手が行う技の中で最高峰の技とされています。
そのため、フロントサイドダブルコーク1440は、優勝を目指すカギとなる技ともいわれています。
今回は、スノーボードのハーフパイプについて詳しく解説しました!
迫力のある様々な技を楽しんでみてくださいね。
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