コートネームとは、コート内で選手同士が呼び合うあだ名のようなものです。
バスケットボールの他にもバレーボールやラクロスなどでも用いられています。
一般的には女子チームで採用され、男子チームがつけることはほとんどありません。
また、海外を見渡してもコートネームを用いている国はなく、日本女子チーム特有の文化です。
コートネームのつけ方にはどんな意味や由来があるのでしょうか?
➀本名からとったあだ名
富士通の町田選手やオコエ選手の様に本名の一部がそのままコートネームになるパターン
②プレースタイルに合わせて
選手1人ひとりのプレースタイルに合わせてコートネームがつけられるパターン。例えば、日本代表チームではリバウンドを強くとることが特徴の高田真希選手は「リバウンドを強く取る」の「リ」と「つ」をつなげて「リツ」、弾丸プレーが魅力の馬瓜エブリン選手は漢字をカタカナに変えて「ダン」というコートネームで呼ばれています。
【リバウンドに関する記事はこちらから】
③期待を込めて
「こういう選手になってほしい」という期待をこめてコートネームがつけられるパターン。
日本代表では、藤岡麻菜美選手が「ネオ」、赤穂ひまわり選手が「コウ」というコートネームでそれぞれ呼ばれています。
藤岡選手にはチームに新しい勢いをもたらしてほしいという意味で「ネオ=ギリシャ語で新しい」、赤穂選手はバスケットボール界で輝く選手になってほしいという意味で「輝=コウ」と呼ばれています。
プロチームだけでなく中学、高校、大学などアマチュアチームでもコートネームは用いられています。
また、日本代表や選抜チームでは所属先でのコートネームが被る場合があるので、その場合は選抜チームでの呼び方が別にあります。
では、なぜコートネームをつける必要があるのでしょうか?
次にコートネームをつける理由について解説します。
コートネームをつける主な理由は以下の2つといわれています。
➀親しみを込めた名前で呼ぶことでチームの結束力強化を図る。
②チーム内限定の呼び方なので試合中に相手チームに作戦がバレないようにする。
本名ではなく、お互いがあだ名で呼び合うことでチームの結束力も深まりますし、監督やコーチとの距離も縮まります。
また、使い方によっては対戦相手にバレずに作戦を伝えたり、相手を錯乱させられることも。
【スポーツへの興味を仕事に活かせる?】
次に実際のコートネームの一例をご紹介します!
以下は国内女子バスケットボールチームの強豪、富士通レッドウェーブのレギュラー選手のコートネーム一覧です。
フォワード 8内野 智香英選手→【リツ】
ガード 10町田 瑠唯選手→【ルイ】
ガードフォワード 11篠崎 澪選手→【シィ】
フォワード 25内尾 聡菜選手→【キラ】
センターフォワード 99オコエ 桃仁花選手→【モニカ】
(数字は背番号)
名前でそのまま呼ばれている選手とあだ名で呼ばれている選手がいることがわかりますね!
今回はバスケットボールのコートネームについてご紹介しました。
スポジョバでは、バスケ×求人を紹介しています!
あなたの経験や興味や活かせるお仕事が見つかるはず!
ぜひ、以下の求人情報を覗いてみてください!
友達追加するとあなたに合ったスポーツ業界情報をおしらせできます
友達追加する!