「自転車の競技でマウンテンバイクの種目があるのは知っているけど、レースの具体的なことは分からない!」
「マウンテンバイクの競技には具体的にどのような種類があるの?」
BMXやロードレースなど様々な種類がある自転車競技。
今回はその中からマウンテンバイクの競技に着目して、競技の種類や見所について詳しく解説していきます!
マウンテンバイクの競技は1970年代、アメリカのカリフォルニア州で数名のライダーがバイクを自作し、近くの山で遊び始めたことが起源と言われています。
1868年フランスのパリで世界最初の自転車競走が行われたのを考えるとマウンテンバイク競技は比較的新しく、歴史がまだ浅い競技でもあります。
また、オリンピック競技としては1996年から採用されています。
マウンテンバイク競技ではどのような自転車が使用されるのでしょうか?
マウンテンバイク競技では舗装されていない不安定な道を走ることになるため、操縦を安定させるためにストレートタイプのハンドルバーが採用されています。
また、砂利道や時には大きな岩、丸太の上も走行することがあるので、グリップ力、安定性、クッション性を重視した幅5cm前後の太いタイヤが取り付けられています。
マウンテンバイク競技では他の自転車競技とは違って山道や野原、砂利の小道など舗装されていない道を走ります。
その中でもマウンテンバイク競技は大きく分けて2種類に分けられます!
・クロスカントリー競技
1つ目のマウンテンバイク競技がクロスカントリーです。
アップダウンのある舗装のされていない道を周回し順位を競うのがこの種目です。
競技時間は約1時間半から1時間45分と自転車競技の中では長く、選手たちには体力が求められます。
コースを走りきる体力はもちろん、足場が悪い中での基本的なバランス感覚やマシンコントロールの技術など、総合的な技術が選手には求められます。
そしてこの競技では1周目トップの選手のラップタイムが基準となり、トップとの差が基準タイムの80パーセントに達した選手は脱落していくというサバイバルレースでの形式が取られている競技でもあります。
決勝のみの一発勝負のため、波乱が起きることも多々ある種目です。
・ダウンヒル競技
2つ目のマウンテンバイク競技がダウンヒルです。
山に造られた急斜面のコースを高速で下る競技で、危険で激しいジャンルであることから、エクストリームスポーツにも分類されています。
コースの距離は1.5km-3.5kmが多く、選手たちには高度なマウンテンバイクコントロール技術が求められます。
大きな石がゴロゴロしている箇所、砂利が敷き詰められている箇所、滑りやすい粘土質の箇所等、様々な障害が設置されている中で、時には時速80kmを超える速さで斜面を降りていくスリリングな競技です。
世界各国でプロレースは盛んに行われていますが、アマチュアにも人気な競技で、日本でも里山などを利用したコースが複数あります。
今回はマウンテンバイク競技の種類や見所について詳しく取り上げました!
弊社サイト「スポジョバ」では自転車競技についての様々な記事を掲載しているのでぜひ併せてお読みください!
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