スポーツ経験で共通するとあることとは?それを活かす会社アイグローワークス。

株式会社アイグローワークス 代表取締役 小池 純、中里 実稀、椛島 彩加

スポーツ経験で共通するとあることとは?それを活かす会社アイグローワークス。

株式会社アイグローワークス 代表取締役 小池 純、中里 実稀、椛島 彩加

「自分を変えたい」「もっと成長したい」。

誰しもが一度は抱く、そんなモヤモヤとした思い。

株式会社アイグローワークスは、そんな思いを抱えるあなたを歓迎する会社です。

元バンドマンの社長、元看護師の女性社員、元バスケ部の男性社員。それぞれ異なる道を歩んできた3人が共通して口にしたこと、それは「スポーツ経験が仕事に活きている」ということ。

スポーツ経験をどのように活かしてアイグローワークスで成長を遂げ、そして、どんな未来を描いているのか。彼らのストーリーを通して、アイグローワークスの魅力、そして、あなた自身の成長の可能性を感じてください。

(取材・執筆:小林 千絵、編集:伊藤 知裕、中田 初葵)

アイグローワークスのスタートは”今”を変えたかったから

──最初に、小池さんがアイグローワークスを立ち上げた経緯を教えてください。

小池:僕はずっとバンド活動をしていて、27歳のときに初めて就職活動をしてサラリーマンになりました。ただサラリーマンとしての働き方が自分に合っていないなと感じて1年半で辞めてしまって、会社を変えたところで同じことになるだろうと思いました。だったら自分で会社を立ち上げるしかないと思い、経営や会社運営を教えてくれる会社を探すことにしました。そこで、今僕が師匠として慕っている人が働いている会社と出会っていろいろ教わり、2010年にアイグローワークスを立ち上げました。そこから巡り巡って、今はコールセンターの業務を請け負っているほか、SIXPADなどの対面販売もしています。

──椛島さん、中里さんのお二人がアイグローワークスに入社した経緯はどのようなものだったのでしょうか?

椛島:私は頑張ることが好きで、陸上をやっていたときにも一生懸命やるということに対して楽しさを感じていたんです。看護師になろうと思って看護学校に進みました。だけど病院での研修を受けているときに、本気で打ち込むとか、全力でやるみたいなことがなくなっていることに気づいて。もちろん仕事のあとに友達とお酒を飲んだり、休みの日に海外旅行に行ったりする楽しみはありました。でも、どうしても陸上をやっていたときのような、何かに夢中になるという情熱が自分からも周りからも感じられなかったんです。だから「あの頃のように夢中になれる何かを見つけたい」と思って転職活動を始めて、見つけたのがアイグローワークスでした。

──とはいえ、看護師とは業務内容は全然違いますよね。そこに不安や抵抗はなかったのでしょうか?

椛島:最初は自分にできるかなと不安もありましたが、“何をやるか”よりもどういう思いで仕事に取り組んでいるか、どういう仲間がいるかということのほうが重要だと思っていました。その視点で見たときに、アイグローワークスは理想的な職場だと思って転職を決めました。

中里:僕は当時、付き合っていた彼女に振られて(笑)。その頃、毎日飲み明かしていたんです。飲むために働いて、その働いて得たお金で飲んで、その合間に彼女と会う、という生活をしていました。そうしたら彼女から「結婚を考えていないならこれ以上付き合えない」と言われたんです。そのときに「考えてるよ」と言えなかった自分がカッコ悪いなと思ったんです。そこで将来のことをちゃんと考えるようになって。何か変えなくちゃダメだと思ったときに、飲みに行く元凶になっているのは仕事だと気づいたので、仕事を変えようと思いました。僕は人と話すのが好きだったので、なんとなく営業に興味があって。営業職で転職先を探していたときに見たアイグローワークスの求人の写真がすごく楽しそうで、「ここだ!」と思って応募しました。

スポーツ×失敗が仕事の秘訣?

──スポーツ好きの方々を対象に求人募集をしてみようと思われたのはどうしてなのでしょうか?

小池:僕は高校まで野球をやっていて、その後も格闘技やマラソン、ボクシングなど様々なスポーツをやってきました。僕自身がゴリゴリの体育会系なので、そういう畑で育った人たちとの相性がいいんですよね。運動をしていた人って、成長意欲を持っている方が多い気がしていて。達成するのは大変だけどその先に何があるのかを知っていて、そのための頑張り方を知っている。それは仕事をする上でもすごく大切なことだと考えています。僕らの仕事は未経験からでも始められるので、仕事での経験は特段求めていません。それよりも本質なところ、物事の頑張り方を知っているとか、ポジティブに物事を捉えて前向きにやっていけるとか、そういう人と働きたいなと思って、今回募集を決めました。

──椛島さん、中里さんもスポーツ経験者なのでしょうか?

椛島・中里:はい!

──お二人のスポーツ経歴も教えてください。

椛島:私は中学生のときバドミントン部だったのですが、部活とは別でマラソンの選手に選ばれることがありました。それで初めてマラソンを走って、面白さを知り、高校から本格的に陸上を始めました。今でも、会社の集まりで純さん(小池)たちと一緒に皇居ランなどをしています。

中里:僕は小学生のときに野球をやっていたのですが、孤独感を感じていたんです。そのときに友達とバスケをしたらすごく楽しくて、中学、高校とバスケ部に入って熱中していました。大学もバスケで入ったのですが、コロナ禍で大学が始まらなくて……。そこでバスケを辞めてしまいました。今は社会人チームに所属していて、たまに顔を出しています。

──みなさんスポーツ経験があるんですね!お仕事をする中で、スポーツ経験が活きているなと感じることはありますか?

中里:山ほどあります!

椛島:うん、毎日感じています。

中里:あるとき、大きな失敗を連チャンでしてしまい、半泣きで人事の先輩に電話をしたんです。そしたら先輩に「あなたはバスケをやっていたとき、失敗したらどうしていたの?」と言われて。当時を振り返ってみると、できるようになるまでやっていたなと思い出しました。その瞬間「そうか、できるようになるまでやるだけか」って切り替えられたんです。バスケをやっていたときって、失敗しても部活を辞めるなんて考えはなかったんですよね。常に“もっとうまくなるため”“次の試合に勝つため”に頑張っているだけでした。

椛島:私は陸上での経験が、今思えば不完全燃焼だったんです。周りには自分よりも速い子たちがいっぱいいて、その子たちを見て「自分には到底敵わないな」と思って諦めてしまいました。そのときの“不完全燃焼感”が今も私の中にあって。だから、仕事では諦めたくないと思うんです。その気持ちがいつも自分を奮い立たせてくれています。

小池:僕もかばちゃんと似ているかも。僕は野球をやっていたとき、ずっと怪我をしていたので、完全に不完全燃焼で。そのほかにもいろいろなスポーツをやってきましたけど全部やりきったことがなくて、次に取り組むことこそはやり切りたいという思いが強いです。だから、「スポーツの経験が活きている」というか、そのときにやりきれなかったという感覚が、今に活きています。

中里:あと、スポーツは生まれ持った体格やセンスがないと目指せないところがあると思うんですけど、仕事はそういうものがない。センスがある人はいるかもしれないですけど、努力でどこまででもいける。だから仕事は面白いなと思えました。それはスポーツをやっていたからこそ感じられたことだと思います。

椛島:確かに仕事にセンスはいらないかも。

小池:まぁあったほうがいいとは思うけど(笑)。なくてもいいよね。

「弱さ」が「強さ」を感じさせてくれる

──アイグローワークスではどのような業務をされているのでしょうか?

椛島:コールセンターで、電話による営業活動をしています。それと並行して、リーダーとして現場が円滑に回るようにチームの全体を見て指示を出したり、相談に乗ったりもしています。営業って、お客さんの全員が買ってくれるわけではないので、スキルよりもメンタリティが必要になることも多く、そういうサポートなどもしています。

中里:僕も同じです。リーダーというポジションを与えられる前からそこを目指して人に教えていました。今は、ちゃんと実力がついてポジションとしても人に教えたり育てたりするところも任せられるようになりました。

──お仕事をしている中で特に喜びを感じる瞬間、やりがいを感じる瞬間はどのようなときですか?

小池:僕は今まで、野球というチームスポーツをやっていたくせに、個人プレー主義で。自分の実力を上げるということに没頭して、あまり周りを気にしていませんでした。だけど、独立する際、師匠に「本当に会社をやりたいんだったら、大事なのは個じゃない。ちゃんとチームで結果を出さないといけないんだ」と言われたんです。どれだけ個人で営業を頑張ったって、取れても1ヶ月に数十件。でもチームを育てたら、その何十倍、何百倍もの結果が出せるんだって。そこから周りに目が向くようになって、一人ひとりを育てるようになりました。そして初めて感じたのが、人が育ったときのうれしさでした。それまでは自分が結果を出すことがうれしかったけど、それよりも、自分が教えた子ができるようになった喜びの方が圧倒的に大きくて。それが今はやりがいになっていますね。

椛島:私も人の成長や人の成功を感じたときがすごくうれしいです。それこそ中里の入社当時は私が見ていました。最初はこんなんじゃなかったんですよ(笑)。こんなに大きいのになんかすごく縮こまっていて。そんな子が今はのびのびと仕事をしていて、さらに人を育てるようになっている。もちろんその中でもいろいろな壁にぶつかっていると思いますけど、その壁を乗り越えたときの喜びや感動を一緒に分かち合えることも、すごく楽しいしうれしいですね。

中里:僕は逆かも。野球をやめたのも孤独感を感じたからだし、僕はひとりで何かをするということが好きじゃなかったんです。それはたぶん、責任を自分で負うのが嫌だったから。でも、仕事では、自分の選択で失敗することが何度もあります。普通は、その失敗の原因を理解して乗り越えたときに達成感ややりがいを感じるんでしょうけど、僕としては「ここが俺の弱いところか」って気づけた時点ですでにやりがいを感じます。

──自分の弱さやできないことに向き合うのって、しんどくないですか?

中里:もちろんしんどいです。でもしんどいってことは、チャンスでもあるんだろうなって思えるんですよね。

社員それぞれが出口をもてる会社。

──会社としての今後の展望を教えてください。

小池:「絶対にこれをやりたい」というものはなくて。とにかくいろんなチャレンジができる会社でいたいです。同時に、働く人のキャリアプランに応じていろんな経験が積めるというのも、会社として理想のモデルだと考えているので、挑戦できる会社、いろいろなキャリアが積める会社、それぞれの方向性に見合った出口がある会社にしていきたいと思っています。

──小池さん個人としての目標ややりたいことはありますか?

小池:個人的には、会社の事業として銭湯をやりたいんですよね。銭湯がめちゃくちゃ好きなので。ランニングステーションとしても使えるような銭湯カフェがいいですね。あとはランニングウェアのブランドも立ち上げたいな。

──椛島さん、中里さんの今後の展望も聞かせてください。

椛島:私もこの会社で学んだことを生かして、将来的には自分で何かをやってみたいと思っています。今考えているのは、スポーツ選手のセカンドキャリアのお手伝い。偶然なんですけど、陸上に限らずサッカーだったりモトクロスだったり、周りにプロのスポーツ選手が多くいるんです。彼女たちは20代後半から30代になって引退していくんですが、引退後になかなか企業に雇ってもらえないという話をよく聞くんです。でも、お話したように、スポーツで培ってきたメンタリティを仕事に活かせたらすごく強いと思います。だからそういう人たちがまた輝きを取り戻せるような場所を作れたらいいなと思っています。

中里:僕は自分にフォーカスし続けて、海賊王くらいデカい男になります! 具体的にはバスケのコーチをやりたいと思っています。スキルよりもメンタルや考え方を教える、中学生くらいまでのコーチをやりたいです。

──最後に、小池さんはアイグローワークスが世の中にどのような影響を与えているのか、もしくは与えたいと思っているのか、教えてください。

小池:ちょっとした働き方改革をしていると思います。仕事って人生の大半を占めるので、そこでやりがいを感じていたら、人生がハッピーになるわけです。そしたらラッシュ時の満員電車の雰囲気ももうちょっと明るくなると思うんですよね。今の満員電車って、“つまらないところへ我慢して行きます”みたいな人たちの集まりじゃないですか。でもみんなが働くことを楽しいと感じられたら、“俺たちは戦いに行くぜ!ハッピーだよ!”とか“大変だけど頑張ろう!イエーイ!”みたいな雰囲気になると思います。それがうちの社会的意義……と言うと大袈裟かもしれないですけど、最低限、アイグローワークスで働く人たちには仕事が楽しいと感じてもらって、人生を楽しんでもらいたいと思っています。そして、うちをきっかけに、世の中にそういう働き方をどんどん広げていきたいです。

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【PROFILE】

小池 純 (写真右)

横浜出身。学生時代は野球に励み、卒業後は音楽活動をしていたことも。出版社勤務ののち、29歳のときに起業。趣味は様々な地域の銭湯をめぐること。

中里 実稀 (写真左)

東京都出身。大学までバスケ一筋。怪我でバスケの夢をあきらめながらも転職を経てアイグローワークスに入社。スポーツ漫画を読んで諦めない気持ちを学んだそう。

椛島 彩加 (写真中央)

熊本県出身。看護大学を卒業後、世界各国を旅していた。その後上京し、アイグローワークスに入社。目標達成のために「諦めない」ということを意識しながら取り組んでいるそう。

第1位

第2位

第3位

第4位

第5位

設立年月 2010年06月
代表者 小池純
従業員数 100名(グループ全体)
業務内容

マーケティング
営業アウトソーシング
人材マネージメント
事業支援、コンサルタント

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