「競馬が好きだから」「馬などの生き物が好きだから」などの理由で、競馬に関係する仕事に就きたいという人は多いのではないでしょうか?
競走馬に直接関わる仕事も、そうでない仕事も、競馬関連の仕事はとてもたくさんあるのをご存じですか?
この記事では競馬関係の仕事を11種類紹介し、詳しい仕事内容を解説します!
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競馬に関係する仕事には、どんな仕事があるのでしょうか?
騎手(ジョッキー)など花形的な仕事がまずパッと思い浮かぶかもしれませんね。
騎手のように直接競走馬と関わる仕事もありますが、「競馬」という競技自体の運営を支える仕事もあります。
競馬に関わる仕事は実はとてもたくさんあるんです。
ここでは競馬関係の仕事を下記のように「競走馬に直接関わる仕事」と「競馬の運営を支える仕事」に分けて、仕事内容を解説していきたいと思います!
《競走馬に直接関わる仕事》
《競馬の運営を支える仕事》
騎手(ジョッキー)は、レースのときに競走馬に乗って着順を競い合うスポーツ選手です。
競走馬と共に競馬場を駆け抜ける姿は圧巻で、まさに競馬の花形的な仕事だといえるでしょう。
毎週開催されるレースで馬に乗る以外にも、調教(トレーニング)での騎乗をしたり、競馬のプロモーションのために取材を受けたり、仕事内容は多岐にわたります。
騎手になるには中央競馬(JRA)や地方競馬(NAR)などの競馬学校のジョッキー養成課程を卒業後して「騎手免許試験」という資格試験に合格することが必要です。
競馬学校への入学自体が非常に難関で、合格率は10%未満。騎手になるには狭き門を突破しなければいけません。
騎手のなり方や年収などについてさらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください!
競走馬が暮らす厩舎(きゅうしゃ)で、競走馬の世話をする人のことを厩務員といいます。
具体的な仕事内容としては、
などがあり、深夜や早朝なども含めて寝ている時間以外はほとんどの時間を競走馬と共に過ごすことになります。
自分が大切にお世話をした競走馬がレースに勝ったときの喜びは大きいでしょう。
中央競馬の厩務員になる場合は、競馬学校の厩務員課程を修了しなければいけませんが、地方競馬の場合は特定の学校の卒業要件はありません。
厩務員の仕事内容やなり方についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
また厩務員の年収がどれくらいなのか知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
厩務員が競走馬の日常の世話や管理を担当するのに対して、調教師は競走馬がレースで勝つためのトレーニング(調教)を担当します。
また、厩舎の経営責任者としての顔も持っており、競走馬の出走計画を立てたり、牧場やセリ市などに次代の有望馬を探しに行ったり、幅広い仕事をこなさなければいけません。
競馬や馬についての豊富な知識と経験が求められるので、未経験からいきなり調教師になることはほぼありません。
調教師になるルートとしては、厩務員が調教の資格を取得する場合や、引退した騎手が調教師になる場合などが多いです。
「生産牧場」(せいさんぼくじょう)は、競走馬の繁殖を専門とする牧場です。主に妊娠中の馬や生まれたばかりの仔馬の世話を行います。
「育成牧場」(いくせいぼくじょう)は、生産牧場で生まれた仔馬の育成を専門とする牧場です。生産牧場よりもよりトレーニングや管理の性格が強くなります。
いずれも馬に関する専門知識が必要な仕事です。畜産系の大学や専門学校を卒業して就職するルートや、専門の研修を修了してから牧場に就職するルートなどがあります。
生産牧場と育成牧場との違いや、それぞれの仕事内容についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください!
装蹄師(そうていし)は馬の蹄(ひづめ)の管理を行うスペシャリストです。
猛スピードでレースを走る競走馬の脚には、1本あたり1トン以上もの負荷がかかるといわれます。
このような大きな負荷から競走馬の蹄を守ってけがや故障を防ぐのが、装蹄師が扱う「蹄鉄(ていてつ)」と呼ばれる馬用のシューズです。
鉄製の蹄鉄の形を馬に合わせて変えるために、熱したり金づちで叩いたりして形を整えます。
高い専門技術が必要とされる仕事のため、競走馬の装蹄師になるには資格取得が必須です。
具体的には社団法人日本装蹄師会の「装蹄師認定講習会」を修了し、認定試験に合格しなければいけません。
「バレット」とは、レース当日に騎手のサポートをする人のことです。
騎手がレースに集中できるように、馬具の準備をしたり着替えを洗濯したり、身の回りの世話全般を行います。
日本では騎手個人がバレットと契約を結んでいて、騎手や調教師の親族などの関係者が務めることも多いようです。
バレットの仕事内容やなり方、給料などについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
中央競馬の運営団体である「JRA(日本中央競馬会)」や地方競馬の運営団体「NAR(地方競馬全国協会)」の職員として、競馬の開催や運営に関わります。
中央競馬の職員には大きく分けると「事務職」「技術職」「獣医職」の3つの職種があります。
職員はレースがない日には、各自の所属部署で「平常業務」にあたります。
レース開催日の土日などには「開催業務」を担い、競馬場や場外発売所などで競馬のレースが円滑に開催できるように対応にあたります。
審判業務や発走業務(スターター)など開催業務の重要な部分を運営団体の職員が担う一方で、競馬場内の飲食店・警備・清掃・インフォメーションなどの人数が必要な仕事はアルバイトでまかなわれていることも多いです。
競馬場の賑やかな雰囲気が好きな人にとっては競馬場スタッフの仕事は楽しいものになるでしょう。
一方で、競馬場スタッフはアルバイトであっても馬券を購入することができません。
自分自身が競馬を楽しみたい人は、あくまでも観客として競馬場に行くのがいいでしょう。
競馬の予想に欠かせない競馬新聞や、競馬情報サイトなど、競馬とメディアの結びつきは非常に深く、様々な仕事があります。
新聞・雑誌・Webサイトなどの文字情報中心のメディアでは下記のような職種の人たちが協力して記事コンテンツ等を制作しています。
また、テレビなどの映像中心のメディアでは、下記のような人たちが協力して競馬中継などの番組制作をしています。
出馬情報や着順、倍率や払い戻し金などの情報はすべて専用のシステムで管理されています。
また、最近では競馬に関する情報がWebやアプリで幅広く配信されるようになっています。
このような背景を受けて、システムやアプリを開発・保守・運用できるエンジニアなどのIT系人材のニーズもますます高まっています。
「競馬予想家」は、競馬の着順予想をすることでお金を稼いでいる人です。
出場する競走馬の状態を観察したり、今までの実績やデータを分析したりすることで独自の結果予想を行います。
競馬予想家の雇用形態や働き方は様々で、正社員の場合もあればフリーの予想家として活動する場合もあります。
例えば、競馬新聞や競馬雑誌などでライターとして予想記事を書いたり、競馬番組に出演して自分の予想内容を解説したりする人もいます。
中には、競馬場で自分の立てた予想を競馬場で売ることで収入を得るような人もいるのです。
競馬予想家として生計を立てられるかどうかは、自分の立てた予想が当たるかどうかに左右される部分が大きく、成功の保証がほとんどない職業といえるでしょう。
競馬に関係する11種類の仕事をご紹介してきましたが、気になるものはあったでしょうか?
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