「プロ野球で1番優勝回数が多いチームはどこ?」
「優勝経験が豊富な監督は?」
「交流戦の各チームの優勝回数は?」
2022年10月、セ・リーグはヤクルト、パ・リーグはオリックスのリーグ優勝で幕を閉じたプロ野球のレギュラーシーズン。リーグの優勝回数が多いチームはどこなのでしょうか?
また、日本一の経験回数が多いチームはどこなのでしょうか?監督としてチームを優勝に導いた経験が多いのは誰なのでしょうか?
そこで今回はプロ野球の各チームの通算リーグ優勝回数や日本一経験回数、歴代監督の通算優勝回数をランキング形式で紹介していきます!
1920年に設立され、1950年から現在のセリーグとパリーグの2リーグ制になったプロ野球。まずは各リーグの優勝回数をランキング形式で紹介します。
【1位:38回】
巨人
【2位:9回】
広島
中日
ヤクルト
【5位:5回】
阪神
【6位:2回】
DeNA
セ・リーグで最多優勝を誇るのは巨人の38回。1965年から1973年の9連覇を筆頭に、リーグ5連覇を1回、3連覇を3回記録しています。
2位は広島と中日とヤクルトの9回。広島は長い低迷期を経て、古葉竹識監督に率いられた1975年に初優勝を飾ると、2016年からの3連覇まで9回リーグ制覇しました。同じく2位の中日は、1954年に初優勝し、直近では2010年からリーグ2連覇をしています。
2021年・2022年連覇をしたヤクルトは広岡達朗監督が指揮を取った1978年にリーグ初制覇。野村克也監督時代には4回優勝に輝きました。
巨人に次ぐ歴史を持つ阪神は1962年、64年、85年、2003年、05年の5回リーグ優勝を成し遂げています。
DeNAは優勝2回。三原脩監督が指揮した大洋時代の1960年と権藤博監督が率いた横浜時代にリーグ優勝に輝きました。
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【1位:23回】
西武
【2位:19回】
ソフトバンク
【3位:14回】
オリックス
【4位:7回】
日本ハム
【5位:5回】
ロッテ
【6位:1回】
楽天
最多は西武の23回。西鉄時代の1954年に初優勝し、56年から3連覇、85年から4連覇、90年から5連覇を飾るなど、パの盟主として君臨してきました。
2位は19回のソフトバンク。前身の南海時代は1951年からと1964年から2度の3連覇を飾るなど、セの巨人に対抗するパの強豪として優勝を重ねていました。さらにダイエー時代に3回、ソフトバンクとなってから6回のリーグ制覇を成し遂げています。
3位は2022年に大逆転でパ・リーグを制したオリックスの14回。西本幸雄監督が指揮した阪急時代の1967年から3連覇、上田利治監督時代の1975年から4連覇するなどパ・リーグを代表する名門球団のひとつでした。オリックスとなってからは仰木彬監督が率いた1995年から2連覇を成し遂げています。
4位は日本ハムの7回。東映時代の1962年に初優勝し、大沢啓二監督に率いられた1981年に2度目の優勝を飾りました。北海道に移転後は2006年、07年、09年、12年、16年と5回のリーグ優勝を成し遂げています。
2021年にシーズン終盤まで優勝を争いながら2位に終わったロッテは5回。2リーグ分立初年度の1950年に毎日オリオンズとして初優勝し、1960年、70年、74年、2005年にも優勝しました。
2005年に新規参入した楽天は日本一に輝いた2013年が唯一の優勝です。田中将大投手が驚異の24連勝をマークし、2年前に東日本大震災が起きた東北に感動を呼びました。
ここまでは各リーグの優勝回数を紹介してきました。
そこで次は日本一経験回数をランキング形式で紹介していきます。
【1位:22回】
巨人
【2位:13回】
西武
【3位:11回】
ソフトバンク
【4位:6回】
ヤクルト
オリックス
【6位:4回】
ロッテ
【7位:3回】
日本ハム
広島
【9位:2回】
中日
DeNA
【11位:1回】
阪神
楽天
日本一経験回数が最も多いのはセ・リーグ最多優勝を誇る巨人の22回。次いで多いのがパ・リーグ最多優勝を誇る西武の13回。
この2球団がプロ野球界を引っ張ってきたと言っても過言ではありません。
3位は11回のソフトバンク。特に2011年から2020年の10年間で7度の日本一に輝き、一時代を築きました。
4位は2022年に26年ぶりの日本一に輝いたオリックスち2021年に20年ぶりの日本一に輝いたヤクルトの6回。
6位には、4回のロッテがランクインしています。ロッテは西村徳文監督時代、3位からの史上最大の下剋上と言われている2010年の日本一が最後となっています。
7位には、3回の日本ハムと広島がランクイン。日本ハムは大谷翔平選手も在籍していた2016年、広島は古葉竹識監督率いる1984年の日本一が最後となっています。
9位は2回の中日・DeNA、11位は1回の阪神・楽天でした。巨人についで長い歴史を誇る阪神ですが、意外にも日本一になったのは1度だけでした。
オリックスの日本一で幕を閉じた2022年のプロ野球。来年日本一に輝くのは一体どの球団なのでしょうか?オフシーズンの動向からも目が離せませんね。
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2005年より始まり、2022年で17度目の開催となるセ・パ交流戦。
次に交流戦の優勝回数をランキング形式で紹介していきます。
【1位:8回】
ソフトバンク
【2位:2回】
巨人
オリックス
ロッテ
ヤクルト
【6位:1回】
日本ハム
【優勝経験なし】
阪神
中日
広島
DeNA
西武
楽天
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ここまではプロ野球各チームの優勝回数に関して解説してきました。
そこで次は監督に着目し、優勝経験が多い監督は誰なのか、リーグ優勝と日本一経験回数をそれぞれランキング形式で紹介していきます!
【1位:11回】
川上哲治
鶴岡一人
【3位:9回】
水原茂
原辰徳
藤本定義
【6位:8回】
森祇晶
西本幸雄
【8位:6回】
三原脩
【9位:5回】
野村克也
上田利治
長嶋茂雄
リーグ優勝回数の1位に輝いたのは、鶴岡一人氏と川上哲治氏です。鶴岡一人氏は戦後に選手権監督時代を含め南海時代に達成しています。川上哲治氏は巨人でV9を達成した時の監督であり、ともに戦前・戦後に選手として活躍もしました。
また3位には巨人の現役監督の原辰徳氏がランクインしています。監督としての実働年数が15年で9回のリーグ優勝は驚異的な成績と言えるでしょう。
同じく3位の藤本定義氏は巨人監督として7回、阪神監督として2回リーグ優勝を達成しており、水原茂氏は巨人監督として8回、東映監督(現在の日本ハム)として1回達成しています。
【1位:11回】
川上哲治
【2位:6回】
森祇晶
【3位:5回】
水原茂
工藤公康
【5位:4回】
三原脩
【6位:3回】
野村克也
原辰徳
上田利治
古葉竹識
広岡達朗
1位に輝いたのはリーグ優勝回数でも1位を獲得した川上哲治氏。リーグ優勝をした11回全てで、チームを日本一に導いています。
2位の森祇晶氏は西武の黄金時代を支えた指揮官で、8回のリーグ優勝、6回の日本一を達成しています。横浜ベイスターズでの2年は監督として優勝できませんでしたが、実働12年のうち西武10年で6回の日本一は素晴らしい成績だと言えるでしょう。
3位にランクインしているのは水原茂氏と工藤公康氏の2人。水原茂氏はリーグ優勝回数でも3位にランクインしている名将で、巨人監督として4回、東映監督として1回日本一を経験しています。
同じく3位の工藤公康氏は2015年に福岡ソフトバンクホークスの監督に就任し、2021年に退任するまでの7年間でチームを5回日本一に導きました。実働年数7年で5回の日本一は、かなり驚異的な成績だと言えるでしょう。
今回はプロ野球の優勝回数について解説してきました。
2022年10月現在、クライマックスシリーズ真っ只中のプロ野球ですが、果たしてどこのチームが優勝するのか。繰り広げられる熱い戦いから目が離せません!
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