「ソサイチって何?」
「ソサイチってどういう意味?」
「どんなルールがある?」
「ソサイチ」という言葉はあまり聞き馴染みがないかもしれません。
ソサイチとは南米発祥の7人制サッカーのことです。
ただ、11人制のサッカーとは異なる独自のルールが存在します。
そこで今回は、ソサイチとは何か、ルール、ソサイチの日について紹介します!
ソサイチとは、7人制サッカーのことです。
1950年代頃にブラジル・リオデジャネイロで誕生しました。
ソサイチの語源は、「社交的サッカー」を意味する「Football Society」です。
ポルトガル語では「Futebol Society」であり、「フッチボウ ソサイチ」と発音するためソサイチと呼ばれるようになりました。
ソサイチは年齢や性別を問わず、競技スポーツや生涯スポーツとして幅広く楽しまれています。
日本には日本ソサイチ連盟が存在し、ソサイチの普及活動に加え、リーグ戦、競技力の向上、社会課題の解決、グラスルーツサッカーの推進に取り組んでいます。
ちなみにグラスルーツサッカーとは、誰もが、いつでも、どこでもサッカーができることです。
ソサイチは7人制サッカーと言われるものの独自のルールがあります。
ここではソサイチ独自のルールを紹介します!
ソサイチのコートサイズは縦45〜55m、横25〜35mです。
フットサルコート約3面分の広さと言われています。
ソサイチでは幅5m、高さ2.15mのゴールを使用します。
少年用のサッカーゴールと同じサイズです。
使われるボールはソサイチ専用の5号球です。
サッカーボールと比べて低反発であり、あまり弾みません。
1チームは7人(フィールドプレイヤー6人、ゴールキーパー1人)で構成されます。
試合を行うためには1チーム最低5人いなければなりません。
交代は、フットサルやバスケットボール同様に自由です。
日本ソサイチ連盟が定める試合時間は20分ハーフ(前半20分、ハーフタイム、後半20分)とされています。
ただ、ソサイチにはローカルルールも存在するため、25分ハーフ、7分ハーフ、10分1本などで行われることもあります。
フットサル同様、ソサイチにおいてオフサイドはありません。
ソサイチでは、ゴールクリアランスが適用されます。
ゴールクリアランスとは、サッカーにおけるゴールキックです。
ゴールキックの代わりに、ゴールキーパーがボールを投げることでプレーを再開します。
ソサイチでは、コーナースローが適用されます。
コーナースローとは、サッカーにおけるコーナーキックです。
ソサイチではキックではなくスローによって再開されます。
以上がソサイチの主なルールです。
サッカーにもフットサルにも似たようなルールがありますね。
様々な要素が混ざり合ってソサイチ独自のルールが構成されているのです。
一般社団法人・日本ソサイチ連盟(Japan Football 7 Society Association:JF7SA)は東京都多摩市に事務局を置いています。
活動の目的は、ソサイチの国内普及などです。
また、日本ソサイチ連盟はソサイチ普及の取り組みの一つとしてソサイチの日を制定しています。
日にちは、ソサイチが7人対7人で行われることから、7が重なる7月7日となっています。
2017年(平成29年)には、7月7日が記念日として、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
今回は、ソサイチについて紹介しました!
皆さんはご存じでしたか?
7人制のサッカーもあるのですね!
大会も行われているので、注目してみてください!
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