【MLB新ルール】「粘着物質検査」を徹底解説!

編集部 スポジョバ

【MLB新ルール】「粘着物質検査」を徹底解説!

編集部 スポジョバ


2021年のメジャーリーグの話題の一つといえば「粘着物質検査」ですね。大谷翔平選手が笑顔で対応している姿は日本でも話題になりました。

そこで今回は
「粘着物質検査って何?」
「粘着物質の効果は?」
「違反するとどうなる?」
「規制のメリットは?」
など、MLBの新ルール「粘着物質チェック」について解説します!

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粘着物質検査とは?検査の内容は?

MLBでは、投手の粘着物質使用を取り締まる新ルールが導入されました。

大リーグの公式球は日本よりも格段に滑りやすいことから、昔からロジン以外の滑り止めとして、粘着物質の使用が「暗黙の了解」とされてきました。今回MLBが暗黙の了解に足を踏み入れたのは、2018年前後から新粘着物質「スパイダータック」という強力な滑り止めが横行していることを問題視したからです。

検査対象

投手
 
先発投手:1試合に1回以上の検査を義務つける
 救援投手:イニング終了時もしくは投手交代時に実施

・捕手
 捕手が投手へ返球する前に
 粘着物質を付着させるなどした場合検査を受ける

・野手
 投手以外の粘着物質使用が判明した場合のみ実施

どんな時に検査する?

ボールが「通常より粘っこい」と感じられるとき

・投手がグローブ、帽子、ベルト、またはユニフォームのどの部分かに体に手をやり、異物を取り出すボールに塗布していると審判が目撃したとき

違反選手の処分

・違反が判明した場合
 ポジションに関わらず退場10試合出場停止処分を科せられます。

・審判の検査を拒否した場合
 即退場で抗議は認められません。


粘着物質「スパイダータック」とは?効果や影響は?

「メジャーの球は滑りやすい」というのは有名な話です。
それでもMLB投手の大多数がロジンを使わないのは、滑りやすい球質と乾燥したアメリカの環境でロジンを使うと「ロジンが汗を吸収して余計に滑りやすくなる」という理由からです。そうでもしない限り、球がすっぽ抜けて制球が定まらなくなるといいます。そこで大リーグの投手は、スキンケア用のクリームを調合して自分なりの滑り止めを作るなど、さまざまな対策を講じてきたのです。

その中で今回不正と認められた「スパイダータック」は、少量でも強力な粘着力があり、回転数に大きな影響を与えます。スパイダータックの使用横行によって、打者の平均打率が.238と1968年の.237に次ぐ低さにまで落ち込んだことから、粘着物質の使用が許容範囲から逸脱していると判断されました。

粘着物質使用のメリット

メリットは「投手」にのみあり、ずばり「回転数の増加」です。
ボールの回転数が上がると、変化球はより大きく曲がり、直球はまっすぐ飛ぶようになります。

粘着物質使用のデメリット

デメリットは「打者」にあります。
回転数が限りなく上昇し、三振が増加します。

粘着物質チェック・不正投球規制の効果

粘着物チェック開始以降、マウンドにあるロジンバッグのみの使用に限られ、一部の投手のスピン率低下が報告されています。これまでの不公平が解消されたと歓迎の声が上がっているそうです。

不正投球疑惑がかかるMLB投手!日本人選手への疑惑は?

長い間、マウンド上のルール違反を見て見ぬ振りをしていたMLBですが、とうとう無視できない状況になりました。

実際に、以下の有名な投手に不正投球疑惑がかかりました。

【ゲリット・コール選手】
ニューヨーク・ヤンキースのエース。
最初に「スパイダータック」の使用に疑惑をかけられた投手です。

【トレバー・バウアー選手】
ロサンゼルス・ドジャース所属の2020年サイ・ヤング賞投手にも疑惑の目が向きました。

ルール改正を受けてMLBはどう変わった?

粘着物質の取り締まりが強化されると、
自主的に粘着物質使用を辞める選手が増えてきたそうです。

ですが粘着物質使用を規制する今回のルール改正には
ルールよりも先にロジンバッグを改良すべき
という批判の声も上がっています。

2022年はシーズンを通して粘着物質の規制が強化される初めての年です。不正投球の規制によって打者有利になることから、大谷翔平選手の本塁打王にも期待がかかります。

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