【徹底解説】モルックとは?ルールや始め方・競技人口や魅力とは?

編集部 スポジョバ

【徹底解説】モルックとは?ルールや始め方・競技人口や魅力とは?

編集部 スポジョバ


これを読めばあなたも日本代表?!

「モルックとはどんなスポーツ?」
「1チーム何人でやるの?」
「さらば森田はどうやって日本代表になったの?」

2019年にお笑い芸人の森田哲矢さん(さらば青春の光)がモルックの日本代表として、フランスで行われた世界大会に出場したことがニュースになったので、耳にしたことがある方も多いかもしれません。

また、「あした、日本代表になれる。それが『モルック』です」と謳われているモルック。

そこで今回はモルックがどんなスポーツなのか、基本的な遊び方やルールはもちろん、モルックの日本代表への道のりまで徹底解説していきます!

これを読めばあなたもモルックの日本代表になれるかも!

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モルックとはどんなスポーツ?

モルックの起源は?

モルックとは、フィンランドのカレリア地方の伝統的な投てき競技である『キイッカ』というゲームをもとに、1996年にLahden Paikka社(フィンランド)によって開発されたスポーツです。母国フィンランドでは、サウナとビールを楽しみながらプレイする気軽なスポーツです。とても簡単なルールで老若男女問わず気軽に楽しめます。

そこで次にモルックの基本的なルールを解説します。

モルックのルール

モルックとは、『モルック』と呼ばれる木の棒を投げて、『スキットル』と呼ばれる数字が書かれた木の棒を倒して点を取っていくゲームです。
イメージとしては、ボーリングのように下投げで木の棒(モルック)を投げて、3〜4m離れた位置に置かれている棒(スキットル)を倒す、というものになります。

<大まかなルール>

・モルックを投げる位置からスキットルまでの距離は3〜4m。

・スキットルは1〜12の数字が書かれた計12本。

・ゲーム開始時にスキットルを初期配置に並べ、その後は毎回倒れた位置で立て直していく。

・スキットルを複数本倒せば倒した本数が得点となり、1本だけ倒すとスキットルに書かれた数字が得点となる。

・先に得点がちょうど50点になった人が勝ち。50点を超えてしまった場合は25点からやり直し。

・3回連続でスキットルを倒せないと失格。

交互にモルックを投げて50点ちょうどを目指すという、非常にシンプルなルールであることが特徴的です。加えて、飛んだり走ったり遠くに投げたりといった、激しい動きをするわけでもないので、子供から高齢の方まで誰でも簡単に楽しめるスポーツであるというのが、モルック最大の魅力です。

<スキットル並べ方>

試合開始時のスキットルの並べ方は以下の通りです。







モルックは何人でやるの?

モルックには個人戦と団体戦があります。公式のルールだと団体戦は4人で1チームとなっています。しかし、普段公園などで遊ぶときは必ずしも1チーム4人である必要はなく、その日その時の人数で遊べる柔軟なスポーツであるという点もモルックの魅力の1つです!

モルックを始めるには?

先述した通り、モルックは誰でも簡単に始められるスポーツです。では実際にモルックで遊ぶためには何が必要なのでしょうか?

①モルックのセット

インターネット通販やスポーツ用品店・おもちゃ屋や雑貨店などでモルックと12本のスキットルのセットが販売されています。世界大会などでも使用されている正規品も販売されており、5000〜6000円程で購入することができます。

②モルックを遊ぶスペース

モルックはサッカーや野球のように広いスペースを要しません。したがって近くの小さな公園や家の庭などで遊ぶことができます。
モルックはモルックのセットと遊ぶための少々のスペースさえあれば遊ぶことができるという手軽さも魅力の1つと言えるでしょう!

誰でも手軽に遊ぶことができるモルックですが、1996年発祥とまだ歴史が浅いこともあり、まだまだマイナーなスポーツです。では実際にモルックの競技人口はどれくらいいるのでしょうか?そこで次にモルックの競技人口について解説していきます!


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モルックの競技人口は?どうやって日本代表になるの?

モルックの競技人口は?

2020年時点でのモルックの競技人口は世界で約10万人、日本国内で約1万人と推定されています。

2018年以前は日本国内の競技人口は1000人未満であったと言われていますが、2019年にお笑い芸人の森田哲矢さん(さらば青春の光)がモルックの日本代表として、フランスで行われた世界大会に出場したことや人気アイドルグループ乃木坂46のメンバーが森田さんやピン芸人みなみかわさんなどが所属する「キングオブモルック」にモルックの試合を挑んだことが話題になったことをきっかけに、国内でのモルック人気が高まり、競技人口が急増したようです。

実は森田さんですが、モルックを始めたその日に日本代表になったそうです。
また、日本モルック協会も「あした、日本代表になれる。それが『モルック』です」と謳っています。そこで次にモルック日本代表になるための条件を解説したいと思います。

モルック日本代表になるためには?

ずばり結論から言うと、モルック日本代表は誰でもなれます!
とは言ってもモルック日本代表になるためには3つの条件があるので紹介します。

①日本国籍であること

②モルックのルールを理解し守れること

③世界大会への旅費を負担できること

①②に関しては問題ないと思いますが、③に関しては少しネックかもしれません。世界大会は毎年ヨーロッパで開催されているので、旅費・滞在費を自己負担しなければなりません。

この3つの条件をクリアすれば、誰でも日本代表になれるのです!


モルックの魅力は?

ここまでモルックの基本的なルールや遊び方について解説してきました。
ここからは、モルックの魅力について紹介していきます!

モルックにはたくさんの魅力があります。
やはり最大の魅力は老若男女問わず誰でも手軽に楽しめるという点でしょう!

先述した通り、ルールも簡単で理解しやすく、飛んだり走ったりなどの激しい動きも必要ありません。加えて遊ぶために必要な道具も少なく、手軽に始められます。

ルールが簡単で一見シンプルに見えるモルックですが、とても奥が深いという点も魅力だと言えるでしょう。
単に狙ったところにモルックを投げることだけでなく、どうやったら早く50点を取れるか、どうやったら相手の得点を防ぐことができるかなど、相手との駆け引きや戦術を立てる思考力なども求められます。

実はさらば青春の光の森田さんも、もともと趣味が何もなく、新しい趣味をさがしていたところ、サンドウィッチマンの富澤たけしさんにモルックを推められて軽い気持ちで始めたそう。ところがモルックの奥深さにどんどん惹かれていき、気づけば日の丸を背負っていたんだとか。


今回はモルックについて解説してきました!

老若男女問わず誰でも簡単に遊ぶことができるモルック。
新しいスポーツを始めてみたい!新たに熱中できる趣味を見つけたい!
このように思っているそこのあなた!是非モルックを始めてみてはいかがでしょうか?近い将来、あなたが日本代表として世界で戦っているかもしれませんよ♪

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