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トレーナーになるために必要な〇〇とは。筋肉?知識?それとも…??

「トレーナーになりたい!でも、どうしたらなれるのだろうか…」

そんな悩みをお持ちではないですか?

中には今、全然違う仕事をしている方も、これまで身体・スポーツの勉強をしていない方もいるでしょう。でもこのページを見ているということは「トレーナーになりたい」と思うキッカケが少なからずあったからだとも思います。その上で、何をどうすればいいかわからないという方は、あなただけではありません。

今回は、業界大手トレーナー養成校の『2nd PASS』の篠原大吉(しのはら だいきち)さんを直撃。「これからトレーナーを目指す方へ」というテーマで、お話を伺ってきました。『パーソナルトレーナー』という言葉の浸透具合と比例するように、目指す人も増えてきた昨今。そもそも何をすればトレーナーになれる?どんな人が向いているの?トレーナーとして長く生き残っていくためには?

気になる疑問を、ぶつけてきました!!

(取材=スポジョバ編集部 荻野仁美:構成=スポジョバ編集部 小林亘)


『2nd PASS』の歴史と、パーソナルトレーナーを目指す人の現状

__まずは篠原さんについて伺いたいです。『2nd PASS』が設立されたのは2016年だと思いますが、当時はまだ別のお仕事をされていたんですよね?

篠原:そうですね。私が合流したのは2017年4月でして、大学時代の先輩で当社代表の樗澤(ぶなさわ)とのランチがキッカケ。彼は当時「トレーナーの”仕事”は素晴らしいと思う一方で、トレーナーとして”働いている人”のクオリティが、ジムによって全然違う。この現象は、日本に民間のトレーナーを育成する場所がないから。だから、トレーナーを育てる学校を作るんだ」と僕に話してくれたんです。それを聞いて「すごく面白そう!」と思って。話を聞いたのは金曜だったんですが、週明け月曜に辞表を提出(笑)。そこからずっと、全国校舎の営業責任者をしていますね。

__すごいスピード感ですね!(笑)そして『2nd PASS』は、業界の先駆けとして始まったわけですね!

篠原:当時トレーナーのクオリティは、トレーナー任せだったので。そういう意味では先駆けだと思います。今でこそ『パーソナルトレーナー』という言葉の浸透度合いや仕事の認知度などは世の中に広まっているし、業界全体の話で言えば、ウチ以外にもトレーナー養成システムができたりして、環境が整ってきてもいるんですよ。

当社としても、開校当時は東京の1校のみでしたが、現在は全国に14校。ありがたいことに卒業生も1000人を超えましたが、もっと業界に貢献したい気持ちです。

__本物のトレーナーになりやすくなってきているんですね。ちなみに『2nd PASS』に通う生徒さんは、どんな特徴がありますか?年齢も環境も様々だと思うのですが。

篠原:8割くらいがスポーツ好き、トレーニング好きの人ですね。現状の仕事はさておき、社会人になって「やりたい仕事ってなんだろう」って改めて見つめ直した時に「トレーナーになりたい」って思った人。あとの2割に関しては、もともとスポーツの世界で生きてきてセカンドキャリアとして指導者の道に進みたいって考える人。ほかには、スポーツ系の仕事に就きたいけど、専門学校や大学などで体育系の学びをしていなかった人で、シンプルに好きなことを仕事にしたいですって来る人ですね。





トレーナーは、トレーニングを教える仕事じゃない。意外な落とし穴

__やっぱりトレーナーを目指したいって考える方は、基本的にスポーツ好きで、自分自身もトレーニング好きの人なんですね。

篠原:それが結構、トレーナー業界の落とし穴なんですよね。トレーナーになりたい人って自分自身がトレーニング好きなのですが、逆にパーソナルトレーナーに通う人は、トレーニング好きじゃない人なんですよ。

__え?トレーニングに通うけど、トレーニングが嫌い?

篠原:はい。そもそもトレーニング好きはパーソナルトレーナーつけないんですよ。たとえば、僕はトライアスロンをするし、自分1人でジムに行って鍛えるのが好きなんですが、そういう人は”いつも通りのトレーニングをしたいだけ”なので、パーソナルには行きません。

対してパーソナルに来る人は、基本、運動が苦手で嫌いでめんどくさいって人です。そういった方は、わざわざボディビルダーのところに行かないですよね?「できれば運動したくないけど、痩せたいから仕方なくやる」くらいなのに、トレーニング好きなトレーナーは、自分が好きな「ガチな運動」を提案しちゃう。ここが意外と陥りがちかなって思います。

__そのズレを自覚していないと、全く違う形でアプローチしてしまう事になるのですね。

篠原:これはスポーツ人財ほど傾向が強いと思っています。自分がスポーツをやってたから指導も出来るだろうって思っちゃうんです。でも運動が出来る側の気持ちしか持っていないから、出来ない人に対しても運動のレベルを高めようって思ってしまう。でもお客様はそれを全く求めていない。このギャップを理解した上で、改めてトレーナーという仕事を見てほしいですね。





「確実にパーソナルトレーナーに向いている!」そう断言できる素質とは・・・

__なるほど。それは盲点でした…。となると、篠原さんが思う「トレーナーに向いている人」は、やっぱりお客様が望むトレーニングを提案できる人、とかでしょうか?

篠原:すごくいっぱいあるんですけど、結構大事なのは、ベクトルが自分ではなく他人に向いていること。”人が変わる事”にやりがいを感じられる人は、確実に向いています。自分のやった事でお客様の人生が変わったとか、他人の変化に感動できる人はピッタリですね!

__ただ単にトレーニングを教えるだけの存在ではないということがわかります!お客様のニーズもさまざまでしょうから。

篠原:「トレーナー=トレーニングを教える人」のイメージを持たれがちですが、私は「ヘルスケアの専門家」だと思っています。たとえば週2で通っているお客様がいたとして、その人が週5でラーメン食べていたら意味ないですよね(笑)このようにトレーニングに来ている日以外の生活を整えることも大切です。だからトレーナーに求められることは、生活習慣を変えるような指導だったりします。

__たしかに(笑)そうなると、たとえば食事とかそういう知識も必要そうですね。

篠原:その通りです。ヘルスケアの大枠の中にトレーニング、睡眠、メンタルなどが入っています。トレーニング指導もするし、栄養指導もするし、ストレッチやマッサージ、整体など、身体の仕組みや食の知識も必要になってきます。実際に治療行為を行うとかではなくて、そもそも一般の方はヘルスケアの知識を持っていないので、自分の身体がどういう状況かわかっていません。トレーナーが気付かなきゃいけないのです。トレーナーが気付かずにスクワットなどさせてしまって、身体の状態を悪化させてしまうなんて事態が起きかねない。なので「トレーニング指導者」って観点でパーソナルトレーナーを見てしまうと非常に浅いですし、通用しなくなってしまいます。

__責任重大!ヘルスケアの専門家というのがよくわかります。

篠原:『2nd PASS』では、そのあたりのヘルスケアの領域を網羅的に学んでいきます。もちろんトレーニングの指導も行いますが、カリキュラムをご覧いただくと、生体力学や解剖学などヘルスケアの勉強が圧倒的に多くなっていると思います。クライアントが女性なら、女性の身体の周期についても把握しないといけないですし、そういった事もカリキュラムに入っています。





3ヶ月で終わらない!継続して求められるトレーナーに必要なこと

__ヘルスケアの専門家になれば、優秀なトレーナーに近づけるということですね!

篠原:もちろんそれもありますが『マイナスからゼロ』の間の事が出来るのが、優秀なトレーナーだと私は思います。パーソナルトレーニングにいらっしゃる方の多くは、何か身体にトラブルを抱えた、トレーニングに入りたいけど入れない状況の方です。もし猫背で身体が丸まっちゃっているお客様に、いきなり重りを持たせたら腰を痛めてしまいますよね。ですから一旦、猫背(マイナス)を正しい姿勢(ゼロ)に戻すことが最優先。その次にトレーニングです。このマイナスからゼロが出来るかが、トレーナーの実力の分かれ目です。

__たしかに。マイナスをゼロに戻すために、具体的にどんな事をするのでしょうか?

篠原:たとえば、スクワット指導をしている時に間違ったフォームが出たとします。その原因を探すことが大切ですね。足首が硬くて出来ないのか、背中を反れないから出来ないのか、人によって違います。1個1個確かめていかなきゃいけない。そういった細かい調整の繰り返しなんです。間違ったフォームが出た際の修正は、トレーナーとしての腕の見せ所。そもそも間違ったフォームを見つけられないのは論外ですね。

__そのスキルを踏まえた上で、継続して求められるトレーナーってどんな人でしょうか?

篠原:価値提供が2、3ヶ月のダイエットプログラムだとして、完了したらそこで終了ですよね。でも、お客様の運動のレベルが上がれば上がるほど出来る事・やりたい事って増えてくるはずなんですよ。そこでたとえば「スポーツもできるようになりたい」といった声をいただけたら「このプランが終わったらメンテナンスで2週間に1回にしましょうか」とか、より良い未来を見せて導ける人は、やっぱり人気ですよね。

__ダイエット成功したあと「リバウンドしたい!」という人はいないですからね(笑)

篠原:パーソナルトレーニングの場が、身体を定期チェックしに行く場になるイメージですね。定期的に美容院に髪を切りに行くように、定期的に歯医者さんに行くように、定期的に身体を整えに行くという関係性を築くことが大切です。だから売り物がダイエットだけだと厳しくなってしまいます。ライフスタイル改善型のトレーナーでないと。サービスとして未来を見せられるトレーナーとして成長することが、長く求められ続ける最大の近道だと思いますね!

▶▶▶次回は「どんな人にもチャンスがある」という勇気を与える物語をお届け。『元暴走族リーダーが、月7ケタを稼ぐパーソナルトレーナーになれたワケ』につづく





【PROFILE】

篠原 大吉 (しのはら だいきち)

1993年生まれ。明治大学卒業後の2016年にサッポロビールに入社。本社で営業を経験した後、退職。2017年4月に『2nd PASS』を運営する株式会社ジェイエルネスに入社。全国の校舎の営業責任者を務める。また、健康経営について衆議院議員や各業界の経営者に向けて講演するなど、多方面で活躍している。

小学生から大学2年までバスケットボール。現在の趣味はトライアスロン。IRONMANアジア太平洋選手権など、国内外のレースに出場。こだわりは「家でお湯しか飲まない」。朝、夜に各800㎖づつ沸かして、飲みきるまで出かけないor寝ない。

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