「おにぎりを作ろう!」が体操に!?!?圧倒的パッションで業界を席巻する熱血社長の創業物語

(株)KIDS POWER:代表取締役 上田 誠

「おにぎりを作ろう!」が体操に!?!?圧倒的パッションで業界を席巻する熱血社長の創業物語

(株)KIDS POWER:代表取締役 上田 誠

もし本当に『やる気スイッチ』のようなものがあるとすれば、あなたは今『ON』の状態でしょうか?「『ON』ではあるけど、もっと〇〇したい気持ちがある……」「ぶっちゃけ『OFF』です……」などなど、人によってそれぞれだと思います。自分で押せないこのスイッチ、まして仕事で『ON』になるためには、やりたいことを見つけて感動することが最短ルートなのでは?と個人的に思います。ただ、なかなかそうもいかないのが現実でしょう。そうでなければ、こんなにも多くの人が転職に悩むわけがありません。

今回お話を伺った(株)KIDS POWER代表の上田 誠さんは、学生時代『やる気スイッチ』の『ON』『OFF』を繰り返してきた方。ただ彼は、社会に出てから体験した"とある一瞬の出来事"が、自分の幼少期の体験と上手く紐づきそれを『ON』にできたそう。現在では90以上の園や施設で運動指導を行うまで会社を大きくしてきた彼の、幼少期の体験や"とある出来事"とは?この記事は、中々やりたいことが見つからないあなたの『やる気スイッチ』が『ON』に切り替わる、1つのキッカケになるかもしれない。

(取材:構成=スポジョバ編集部 小林亘)

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学生時代の僕は、恥ずかしがり屋で自分に自信を持てない子どもでした

__現在90以上の園や施設で運動教室を開催しているKIDS POWERさん。現在に至るまで、きっと色んなストーリーがあると思うのですが、まずは上田さんのご経歴と言いますか、教えていただけますか?

上田:私はもともと、野球をやっていたんですよ。小学校の時に友人から誘われたのがキッカケで。弱小チームでやっていたんですが、そこの監督が凄く褒めてくださる方で、6年間楽しく野球をやっていたんです。ただ、中学に上がって最初の監督と合わなくて、怒られてばかりで嫌になってしまい、野球部に入ったものの練習に行かなくなってしまったんです。でも、3年生のときに監督が変わって、たまたま行った練習で「センスある」「君には可能性がある」って言ってもらえたんですよね。あの言葉が嬉しくて、練習もその日から毎日行って。結構取れないボールも飛び込んだりして「ガッツある行動は、お前らもマネするんだぞ」って監督が部員みんなに言ってくれたこととか、凄く嬉しくて。

__挫折と成功を、中学の段階で早くも経験したわけですね。

上田:もともと自分に自信ないんですよ。野球って「バッチコーーイ!!」って大っきい声出すじゃないですか。あれすら言うのが恥ずかしくて言えないような子どもでしたから(笑)。ただ、そんな私の良いところを見て褒めてくれたのはホント、今でも鮮明に覚えてるくらい嬉しかったんですよ。それで、高校は色んな経緯で槍投げをして関東大会に出場し埼玉県の強化選手になったりしたんですよ。陸上に捧げた高校時代でした。ベンチプレスも120kgくらい上げてたので『バッファローマン』ってアダ名が付くくらい(笑)

__キン肉マン(笑)。とはいえそれだけ鋼の肉体だったということですか(笑)。

上田:あはは(笑)。それで、大学時代は陸上でそのまま大学に行ったんですけど、海が近かったこともあってサーフィンにハマりまして(笑)。波が良いと学校にも行ってなかったですから、まぁヤンチャですよね(笑)。でも、サーフィンで地元の大会に出ることができたりしたんです。そういう自由な過ごし方って、大人になってもやれたらいいよなって若すぎる発想ですけど思っていたんです。自由な発想で、自分の好きなことを社会に出てからもやりたいなって。だから実は、卒業後はハワイに移住しようとしていたんですよ。

__おぉ……!だいぶ突き抜けてますね(笑)。でも、上田さんは1つのことを始めたらトコトンやりこむ性格の持ち主なんだなと、お話伺ってて思います!

上田:そうですね!それはあると思います。まぁ話は戻りまして(笑)。結局ハワイには「仕事が落ち着いたら行きなさい」と多くの人に言われて一旦断念。そのあとに先輩と話す機会がありまして、その方が子どもたちと一緒に楽しく体操してるってことは知っていたんですよ。なんとなく「仕事、何してるんすか?」って聞いたら「社長の車洗ってる」って笑顔で言ったんです。もちろん冗談でしたけど、そんな風に毎日楽しそうに働いてる先輩を見て「僕も先輩と働きたいな」って思って、彼がいる幼児体育の会社に就職したのが、最初の最初なんですよ。「本当に洗車してるだけなら、楽なんじゃないか」みたいな下心も実はあったんですけどね(笑)。ただ、改めて考えると「僕をしっかり見て褒めてくれた」っていう感動を、誰かに与えたかったのかなとも思うんです。





社会に出て、子どもたちの笑顔と出逢って。自分の人生を捧げたいと思った仕事を見つけた

__なんだか今のお姿だけ見ているので、上田さんの青春時代は意外と言いますか(笑)

上田:でも、確かに会社を選んだ理由はちょっと軽はずみだったかもしれませんが、入社してすぐそれは変わりました。研修を受けて、子どもたちの前で指導を初めて行ったときのことですけど、子どもたちから返ってくるキラッキラした笑顔だったり、自分の気持ちを伝えたときに返ってくる幸せな回答だったり……。自分のアクションが、そのまま倍になって返ってくるような瞬間を感じたときに「なんて楽しい仕事なんだ!!」って一瞬でこの仕事に夢中になりました。「この子どもたちのために、自分の人生をかけたい」とも強く思ったんです。

__トコトンやりこむ上田さんが社会に出てから見つけた"魅力的なもの"が、子どもたちだったというわけですね!

上田:そうです!本当に始めたころは、毎日が本当に楽しくて充実していました。ただ、最初は「どうやったら体操をもっと楽しんでくれるかな?」って考えていたんですけれど、だんだん「もっと高度な技術を上達させるためにはどうしたら良いだろう?」とか「体操を通じて社会性を育てるにはどうしたら良いだろう?」とかを考えるように変化していったんです。運動を通して「将来活躍できる力を育てるカリキュラムを作りたい」というのが当時の想いでしたね。当時勤めていた会社の指導内容は本当に素晴らしいものでしたが、自分の発想を限界なく自由に表現したい!自分の理想を掴みたい!と思って、31歳のときに独立したんです。これが2005年。『KIDS POWER』の始まりというわけです。

__え、ちょっと待ってください。想いが強いのは十二分に理解できるのですが、たとえば「個人で請け負う仕事量が多くなって独立」という方が多いと思う中で、上田さんの場合はいかがだったんですか?今のお話だと「勢いそのままに」と聞こえてしまって(笑)

上田:いやでも、直感的な部分が大きいですよ。やるなら今かなって。周りの同僚も一緒に独立したいと言っていましたが、結果的には1人で始めることになったんです。ただ独立して1年目は、週に3日しか仕事がない状態でした。週4日間休みですし、子どもも小さかったので朝から公園で一緒に遊んでいましたね。最初の最初は「こんなに自由で最高!」って気持ちもありました。でも、時間があるとだんだん「これで良いのかなぁ……」と不安になってくるんですよ(笑)。そこから毎日頭を掻きながら未来予想図を描き始めました。

__めちゃめちゃ面白いですね(笑)よりこの後のお話が気になるので、早く続きを聞かせてください!(笑)

上田:今でこそ面白くお話できますが、妻の支えも大きかったんです。最初は当然お給料はゼロでしたけど「アルバイトでも稼げるんだから、最初はどうなってもいいから好きにやったら?」って言ってくれて。それに自分の現場力・指導力には自信を持っていたので、失敗しても大丈夫だろうとも思っていました。ただ、やっぱり不安もあったので、体調を壊さないためにタバコは辞めましたけど(笑)

__(爆笑)






子どもたちへの指導には絶対的自信があった。それを見てくれた園や施設には、感謝しかありません

__現在の御社の状態が全てだと思うんですけれど、それこそ今の状態になるまで、最初の最初のはどんな活動をして、顧客を増やしていったといいますか。その辺りもぜひ。

上田:一番最初は、自宅兼事務所でパンフレットを印刷して2つ折りにして封筒に入れて、東京・埼玉・神奈川・千葉の全部の幼稚園に全部手作業で送付するところから始めました。5000部くらいですかね、送ったんですけれど、1園から「サッカーと体操をやってくれないか」と問合せをいただいたんですね。自分はサッカーの経験がなかったので、サッカーやっている保育系出身の後輩に声をかけて一緒に始めたんです。この時、僕含めて社員は3人。ただ、そこの園は結局契約が取れなくて、同時期に収入も一気に下がってしまって……。

__5000部送って0契約は中々ツラいですね……。

上田:ただ、そこでもう一度5000部くらい配ったときに、横浜の幼稚園から問合せをいただいて。園長先生に「子どもたちをこういう風に育てたいんです!」ってお話したら「そんなにアツい気持ちがあるなら、ウチで思いっきりやってほしい」とお言葉をいただけて。また、東京の幼稚園からも「今の指導がイマイチなので御社を検討したい」と問合せをいただいて。そこでは私の指導を1日だけ見てもらったんです。そうしたら「こんなに子どもたちが輝いてる姿は初めて見た」と言ってもらえて契約が取れて。あと、地元の所沢の幼稚園にもお話をしたら「ウチの指導方針とピッタリだから」ってご契約をいただいたんです。その園では翌年にサッカー教室も任せていただけて。そんな風に、契約数を増やしていくことができたんですよ。

__話を脱線させてしまいますが、上田さんの指導力の賜物で契約が取れたというお話でしたが、実際どんなご指導をされているんですか?とても興味があります!

上田:たとえば「動物園に行こう!」って設定を最初に創るんです。それで「リュックに何入れようか?」って子どもたちに声かけするんですよね。そうすると「おにぎり!」「水筒!」「先生、お菓子は持って行っていいの?」って盛り上がるんじゃないですか。それで「じゃあおにぎり作ろうね」って、作ってる動作で手首の運動をしたり。「じゃあ出発!」って外に出て「赤信号があるね。赤は何だっけ?」「止まれー!」「じゃあ青は?」「進めー!」って。「じゃあ先生あっちに居るから「青」の旗を上げたら走ってこっちに来てね」って、かけっこですよね。……みたいな感じで、子どもたちからしてみると"遊んでる"感覚で体操ができる。このようなストーリー方式の指導を行っていることが他社さんとの違いですね。だから感動してくださる園や施設の方が多いんです。

__いや、それは凄い!子どもたちが楽しんでいる様子が目に浮かびます!!

上田:とはいえ、はしゃぎすぎちゃってちょっと危ない瞬間とかもあるので、それは叱りますよ。ただ、褒めるときはその2倍、3倍で褒めて・認めてあげる。僕が幼少期に得た体験を子どもたちにも与えたいっていう気持ちもありますが、この考え方は前職時代に培ったものでもあるんです。それに、指導者と子どもではなくて、人と人。子どもたちと同じ目線に立って、コミュニケーションを取っています。正直なところ、僕も現場での指導が一番楽しいんですよね。今でもやっているんですが、子どもたちの笑顔を見ると悩みや疲れも一撃で回復すると言いますか。なのでありがたい話ですけれど、楽しんで指導をさせてもらっていたら、口コミなどでも広がっていって、いつの間にか今に至るようなイメージは正直あるんです。会社を大きくしようって気持ちはもちろんありましたが、それよりも目の前の子どもたちに向き合い続けてきた結果が、今に繋がっているのかもしれませんね。





僕は現場が好き。だからこそ現場の指導者や子どもたちを大切にしたい

__順風満帆に見えて、きっと苦労も多くされてきたんじゃないかなって思います。敢えて大変だったことを伺ってもいいですか?

上田:やっぱり人材の育成ですかね。私の担当現場を社員に引き継いだら「上田先生と同じ指導ができないから担当を戻して欲しい」と言われてしまったこともありました。きちんと教育してきたつもりでしたが現実は甘くなかったです。また、毎年新しい園との契約が増えていく中で、園長先生から「社員の現場監督にも来ないで社長は何やってるんだ!」って叱られたことも。私は自分の現場があるし、社員の現場監督にも行かないといけないし、クレームで緊急対応が必要になったりと、とにかく体が足りなかったです。「頼むから今日は平穏な一日になってくれ……」と祈っていましたよ(笑)。だからこそ、その頃から泊りで指導者研修会を行ったり、さらに社員教育に力を入れていきました。振り返れば、心の中がいつも不安だったからこそ頑張れたのかもしれません。結果今では中堅社員が1年目2年目の指導研修を担当してくれています。お陰様でクレームはほとんどなくなりました。

__KIDS POWERさんは求人も出していただいてますが、それこそ教育に力を入れられていることもあり、かつ上田さんの指導方法を学べるのは非常に財産だなと思うんです。だからこそ、上田さんの採用方針についても聞かせてください。

上田:こだわっているところは「自分の生き方があるか」です。一度きりの自分の人生を、どんな風に生きていきたいかは人間にとってとても重要だと考えていて。面接のときに「使命と感じてることはありますか?」って聞くこともあるんです。まぁ「これが自分の使命です!」って言う人はいませんけど(笑)。でも、想いのある人がどんな想いをもっているかは必ず聞いています。この仕事で何をしたいのか、子どもたちにどんなことを伝えたいのか。『自分理念』って私は呼んでいるんですが、それを熱量をもってお話してくださる方は、ぜひ採用したいですね。もちろん"子ども好き"は大前提です。

__その"上田イズム"が社員の皆様にも伝わっているからこそ、今があるということですね。

上田:あはは(笑)。あとは最近は園や施設ではなく、ショッピングセンターに出店して店舗を持つようになったんです。やっぱり今いる幹部たちはずっと私についてきてくれたメンバーなので、みんなを成功させたいんですよ。もちろん、店舗を持った方が自分たちの想いや指導をダイレクトに届けられるっていう部分もあるんですけれど。それから今は別に社団法人でサッカーのクラブチームも運営しています。これは完全に『楽しい指導』ではなく『選手育成』。もともとサッカー教室での指導も行っていたんですけれど、幼稚園を卒業した後って、子どもたちの成長が見られないじゃないですか。そうではなくて、その先も子どもたちの成長を見続けたいと思ってやり始めたんです。今では名門クラブのジュニアユースに輩出できるようになったりもして、将来を見据えた指導が可能になってきました。幼稚園の指導の先も見えるようになったので、もっと指導の領域を広げていきたい気持ちです。同時に、社員の活躍の場所を広げられるように、私も頑張りたいですね。

__子どもたちだけでなく、社員の方々のことまでしっかり考えられていることに、上田さんの愛の大きさを感じます。それでは最後に、上田さんが描く未来予想図を、教えていただけますか?

上田:「全国展開したい!」とかはないんですよ。ただ、関東圏内の運動できる子・できない子も、次のステップに進めるような教室を創っていきたい。当社の強みはやっぱり、運動が得意な子だけでなく、消極的な子までもがイキイキ運動できることです。地域に1つキッズパワーの教室を作り、子どもたちが大人になったら今度は彼らの子どもがキッズパワーに通う。そんな地域密着で温かみのある教室を展開していきたいと強く思っています。実現に向けてここ5年間は関東圏内で店舗の拡大と働き方改革に力を入れていきます。その第一歩として本社を東京新宿区に移転。埼玉の事務所は埼玉オフィスとして2拠点での新たなスタートとなります。最後になりますが、私のもう1つ仕事は『社員の思いを実現させる』ことです。今までも「サッカースクールを立ち上げたい」「こういう施設で体操教室を開催した」「こういうイベントを企画したい」という思いを形にしてきました。今後も社員の豊かな創造性を大切にしながら「地域に1つキッズパワー」を展開していきます。

__きっと御社で働くことで、めちゃめちゃ笑顔も増えるんじゃないかなって思います。コロナでも成長を続けている御社と上田さんのこれからも応援し続けますね!お話聞かせていただき、ありがとうございました!





【PROFILE】

上田 誠|(株)KIDS POWER:代表取締役

埼玉県所沢市出身。幼少期はクワガタやザリガニを捕まえるため、泥まみれになって遊んでいたとのこと。ただ、自分に自信がなく人前に出るのも恥ずかいタイプだったという。やっていた少年野球でも恥ずかしくて大きな声を出せず、勉強でもわからないことをわからないと言えず、いずれも良いとは言えない成績だった。しかしある時、先生に「野球のセンスあるよ」「勉強もできるようになったね」と褒められたことをキッカケに、スポーツも勉強もどんどんのめり込んでいったそう。大学卒業時に、良くしてもらっていた先輩が楽しそうに(楽そうに)働いていることを見て「一緒に働きたい!」と思い先輩が勤めていた幼児体育の会社に就職。そこで子どもたちとふれあい感動したことで「これを一生の仕事にしよう」と心に決めた。31歳のときに「理想とする指導を自分で創っていきたい」と一念発起し独立。たった1人で始めた会社が、現在90以上の園や施設で体操やサッカーの指導を行うまでになった。

趣味は、大学卒業時にハワイ移住を考えたほど大好きなサーフィン。週に1回のお休みで、朝4時半から海に行き8時くらいまで波に乗り、ランチでビールを飲みお昼寝した後、夜まで様々なことを勉強して1日を終えるのがルーティーン。


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もし本当に『やる気スイッチ』のようなものがあるとすれば、あなたは今『ON』の状態でしょうか?「『ON』ではあるけど、もっと〇〇したい気持ちがある……」「ぶっちゃけ『OFF』です……」などなど、人によってそれぞれだと思います。自分で押せないこのスイッチ、まして仕事で『ON』になるためには、やりたいことを見つけて感動することが最短ルートなのでは?と個人的に思います。ただ、なかなかそうもいかないのが現実でしょう。そうでなければ、こんなにも多くの人が転職に悩むわけがありません。

今回お話を伺った(株)KIDS POWER代表の上田 誠さんは、学生時代『やる気スイッチ』の『ON』『OFF』を繰り返してきた方。ただ彼は、社会に出てから体験した"とある一瞬の出来事"が、自分の幼少期の体験と上手く紐づきそれを『ON』にできたそう。現在では90以上の園や施設で運動指導を行うまで会社を大きくしてきた彼の、幼少期の体験や"とある出来事"とは?この記事は、中々やりたいことが見つからないあなたの『やる気スイッチ』が『ON』に切り替わる、1つのキッカケになるかもしれない。

(取材:構成=スポジョバ編集部 小林亘)

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学生時代の僕は、恥ずかしがり屋で自分に自信を持てない子どもでした

__現在90以上の園や施設で運動教室を開催しているKIDS POWERさん。現在に至るまで、きっと色んなストーリーがあると思うのですが、まずは上田さんのご経歴と言いますか、教えていただけますか?

上田:私はもともと、野球をやっていたんですよ。小学校の時に友人から誘われたのがキッカケで。弱小チームでやっていたんですが、そこの監督が凄く褒めてくださる方で、6年間楽しく野球をやっていたんです。ただ、中学に上がって最初の監督と合わなくて、怒られてばかりで嫌になってしまい、野球部に入ったものの練習に行かなくなってしまったんです。でも、3年生のときに監督が変わって、たまたま行った練習で「センスある」「君には可能性がある」って言ってもらえたんですよね。あの言葉が嬉しくて、練習もその日から毎日行って。結構取れないボールも飛び込んだりして「ガッツある行動は、お前らもマネするんだぞ」って監督が部員みんなに言ってくれたこととか、凄く嬉しくて。

__挫折と成功を、中学の段階で早くも経験したわけですね。

上田:もともと自分に自信ないんですよ。野球って「バッチコーーイ!!」って大っきい声出すじゃないですか。あれすら言うのが恥ずかしくて言えないような子どもでしたから(笑)。ただ、そんな私の良いところを見て褒めてくれたのはホント、今でも鮮明に覚えてるくらい嬉しかったんですよ。それで、高校は色んな経緯で槍投げをして関東大会に出場し埼玉県の強化選手になったりしたんですよ。陸上に捧げた高校時代でした。ベンチプレスも120kgくらい上げてたので『バッファローマン』ってアダ名が付くくらい(笑)

__キン肉マン(笑)。とはいえそれだけ鋼の肉体だったということですか(笑)。

上田:あはは(笑)。それで、大学時代は陸上でそのまま大学に行ったんですけど、海が近かったこともあってサーフィンにハマりまして(笑)。波が良いと学校にも行ってなかったですから、まぁヤンチャですよね(笑)。でも、サーフィンで地元の大会に出ることができたりしたんです。そういう自由な過ごし方って、大人になってもやれたらいいよなって若すぎる発想ですけど思っていたんです。自由な発想で、自分の好きなことを社会に出てからもやりたいなって。だから実は、卒業後はハワイに移住しようとしていたんですよ。

__おぉ……!だいぶ突き抜けてますね(笑)。でも、上田さんは1つのことを始めたらトコトンやりこむ性格の持ち主なんだなと、お話伺ってて思います!

上田:そうですね!それはあると思います。まぁ話は戻りまして(笑)。結局ハワイには「仕事が落ち着いたら行きなさい」と多くの人に言われて一旦断念。そのあとに先輩と話す機会がありまして、その方が子どもたちと一緒に楽しく体操してるってことは知っていたんですよ。なんとなく「仕事、何してるんすか?」って聞いたら「社長の車洗ってる」って笑顔で言ったんです。もちろん冗談でしたけど、そんな風に毎日楽しそうに働いてる先輩を見て「僕も先輩と働きたいな」って思って、彼がいる幼児体育の会社に就職したのが、最初の最初なんですよ。「本当に洗車してるだけなら、楽なんじゃないか」みたいな下心も実はあったんですけどね(笑)。ただ、改めて考えると「僕をしっかり見て褒めてくれた」っていう感動を、誰かに与えたかったのかなとも思うんです。