【空手】ルールは簡単!勝敗や判定基準を紹介!

編集部 スポジョバ

【空手】ルールは簡単!勝敗や判定基準を紹介!

編集部 スポジョバ

空手(組み手・型)のルールを知ろう!


空手ってどうやって勝敗がつくの?」

空手のルールについて詳しく知りたい!」

未経験者からすると、ルールに謎の多い空手

組み手と型ではルールがそれぞれ定められています。

今回は、空手のルールを詳しく紹介します!

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〈目次〉


- 組み手のルールを知ろう!

- 型のルールを知ろう!


組み手の禁止行為や得点、勝敗基準を紹介!


伝統派ルール、極真ルール、フルコンタクトルールなどあるので、空手のルールは大会によって異なります

伝統派空手は寸止めまでですが、フルコンタクトルールは直接打まであるので、一概に空手のルールはこれだというのは難しいです。

そこで、今回は空手がオリンピック競技に採用される為に尽力的な活動を行った日本空手道連盟が定めるルールについて紹介したいと思います。

「空手競技はスポーツである。従って、最も危険とされる技は禁止されており、技はすべてコントロールされたものである必要がある。

特に頭部、顔面、頚部、股間、関節への攻撃は負傷しやすい。

そのため、相手を負傷させた技に関しては、故意であるなしに係わらず、罰則が与えられる。

競技者には、常にコントロールされた良い姿勢で技を出すことが求められており、スポーツマンシップにのっとった行動が望まれている。」

横浜市空手道連盟の公式HPにはこのように書かれてあります。


空手はあくまでも拳、蹴りを使った打撃スポーツであり喧嘩ではありません。

そのため、打撃を与える場所や力加減なども考慮して戦います。

相手選手を痛めつけるイメージを持たれている方も多いかと思いますが、そうではなく、あくまでもポイントを競うスポーツなのです。

そこで次に、禁止事項、得点方法、判定基準を解説します。



空手の禁止事項

禁止事項はカテゴリー1、カテゴリー2の2種類に分類されます。またカテゴリ-1、カテゴリー2が同時判定されることはありません。

ペナルティは懲罰と呼びます。

忠告、警告、反則注意、反則、失格の5段階に分かれています。

反則を行うということは競技者の勝利の可能性がなくなると判断できます。

つまりは、競技としての枠を越えた時に審判が反則を与えます

カテゴリー1は、

・攻撃箇所に過度な接触技

・喉への接触技

・腕、脚部、金的、関節、足の甲への攻撃

・貫手、開手での顔面攻撃

・負傷・致命傷の原因となる危険な技

・禁止されている投げ技

と相手に対して危険と判断される行為です。

カテゴリー2は、

・打撃を与えられて大袈裟に負傷を演じる

・場外に出る(押されたり投げられるなどは例外)

・わざと負傷を受けやすいようにする。

・自己防衛しない、逃げる。攻撃をせずに掴んだり投げたりしようとする。

・攻撃をせず押し合い、掴み合いを行う。

・主審の命令を無視。

・対戦相手に話しかける。対戦相手を挑発する。

・審判団へ無礼な態度、道徳に反する行為。

など、スポーツマンシップに関する行為となっています。

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懲罰の種類

懲罰の種類は、

最初に軽い違反行為を行った場合に与えられる「忠告」、

忠告の状態でさらに軽い違反行為を行うと与えられる「警告」※1、

警告が与えられた状態でさらに違反行為を行った場合に与えられる「反則注意」※2 、

すでに反則注意が与えられている段階で違反を行った場合に与えられる「反則」※3、

があります。

※1 警告を与えられた選手の対戦相手は1ポイントの有効得点が与えられます。

※2 反則行為は、反則までではないが違反行為とみなされた場合にも与えられることがあります。相手の選手に対しては2ポイントの技ありが加点されます。

※3 重大な違反に該当した場合はそれ以前の懲罰に関わらず反則が与えられます。

最悪の場合は失格もあります。

審判の命令に背くなどの空手道の威信及び名誉を汚す行為は正・副審の協議によって決定されます。もし、失格になった場合は競技への出場資格を失うので最も重大な懲罰となります。

得点方法

組み手の得点方法は、一本3ポイント、技あり2ポイント、有効1ポイントと、段階的となっていて、この合計ポイントを競います。


型の相手は自分自身!?勝つためには何が必要?

こちらでは、全日本空手道連盟のルールに基づく型競技の判定基準を紹介します。

打撃の試合とは異なり、あくまでも演武の評価で勝敗を決めます。

演武は、本来の意味での演武が評価されます。

分解の理解度やタイミング・リズム・スピード・バランス・極めの良さなどです。

・極めにおいて重要な正確かつ適切な呼吸(不必要に大きな呼吸音はマイナス点となる)。

・着眼と集中力。

・適度に足の緊張が伴う正しい立ち方。

など武道に相応しいとされる演武が求められています。

その他では、目に見えない内面的な部分を評価します。

格闘技としての空手の試合は、形が崩れても技がしっかりと極まる、優勢になれば勝利することはできます。

一方で、演武の試合は型の美しさや動作、呼吸を見るので別種目として考えたほうが良いでしょう。

空手の選手でも組み手やK-1などの実践競技しかやらない方もいれば、

演武の試合しかやらない方もいます。


空手に必要なこととは?

空手の組手、型であろうと共通として大切なことは、武道としてスポーツマンシップや美しい試合が求められます。

共通して言えるのは空手道の名誉や威信を守ることです。

試合中にふざけることや、喋りながら試合をするなどは以ての外です。

武道ですので、礼に始まり礼に終わる。

試合相手、空手道に敬意を払うことが大切です。礼節は絶対に忘れてはいけません。

今回は、空手のルールに注目しました。

組み手と型では全く異なることがお分かり頂けたと思います。


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