クイックターンで差をつけろ!水泳が上達するコツ教えます!

編集部 スポジョバ

クイックターンで差をつけろ!水泳が上達するコツ教えます!

編集部 スポジョバ

記録がなかなか伸びない・・・

そんな方は少し「泳ぎ」ではなく「ターン」に目を向けてみるのはいかがでしょうか?

ターンは折り返しで必ず必要になるテクニックです。

タイムを縮めるためにしっかり抑えていきましょう!

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クイックターンはどんなテクニック?

競泳はどれだけ速く泳げるかを競う競技です。

水泳のタイムを縮めるためには泳ぎの速さだけでなく、折り返しで必要になるターンのスピードを速くすることも大切なのです!

水泳のターンには、タッチターンとクイックターンの2種類があります。

タッチターンは一度壁に手をついて、その後方向を変えて壁を蹴って折り返すというターンの方法です。

一方、クイックターンは壁に手をつかず、壁の手前で半回転して壁を蹴り折り返すというターンの方法です。

したがってクイックターンは、タッチターンより圧倒的に速くターンができ、タイムを縮める事ができるのです!

それではスピードのあるクイックターンを取得するには、どのようなことを意識すれば良いのでしょうか?

まずはタッチターンを完璧に!

クイックターンを取得するために、まずは基本となるタッチターンを完璧にできるようにしましょう。

バタフライや平泳ぎはクイックターンが使えず、タッチターンで折り返さないといけないので、そのためにもしっかりできるようにしておきましょう!

タッチターンのポイントは3つあります!

①壁をタッチして足を壁につける

壁と足の距離が近すぎると、逆に壁を蹴る力が弱くなり、ターン後にスピードに乗れなくなります。足と壁との距離は、膝の角度が60°くらいになるのが理想的です。

壁をタッチした後に少し体を斜め横に向けておく事がポイントです。

②手で壁を強く押し方向を変える

膝の角度が60°になり、両足が壁にぴったりとついたら、次にタッチした手で壁を強く押し、上半身を反対向き(壁を蹴った後に進む方向)にします。

壁を押し終わった後は、両手を頭の上でピンとまっすぐ伸ばして、けのびの姿勢を作る準備をしておきましょう。

③足で壁を強く蹴る

壁を蹴る時は、壁と垂直に力がかかるように意識しましょう。壁を蹴った時にスピードに乗れない人は、壁を斜め下方向に蹴っているという人が多いです。

壁に足をつける時に、足全体をつけるのではなく、爪先だけをつけるように意識すると、壁を斜め下に蹴らず、壁を垂直に蹴ることができます。

いよいよ本番!クイックターンのコツ。

タッチターンが完璧にできるようになったら、次はクイックターンに挑戦しましょう。

クイックターンのポイントは5つです!

①壁との距離感を掴む

クイックターンをするベストなタイミングは、頭が壁の1m手前にきた時です。

距離感を掴む時に大事なのがプールの底です。

プールの底のマークや線、あとは自分の目で壁を見て自分がどのくらいのスピードで泳いでいて、壁の1m手前で回転の動作に入るにはどのようにタイミングを取ればいいのかという感覚を身につけましょう。

②一回転ではなく半回転

回転がクイックターンの難所です!

実はクイックターンは半回転だけで大丈夫です!

一回転してしまったら反対方向に向かず、進んできた方向のままで向きを変えることができません。

まずは、クイックターンは一回転ではなく半回転するのだということを覚えておきましょう。

③体をひねって下向きに

回転した後は上向きになっても大丈夫です。

一度上向きになり、その後体をひねることで下向きになるように調整しましょう。

④膝は60°に曲げて壁にタッチ

ここからはタッチターンの応用です。

クイックターンも同じで、膝の角度は60°がベストです。

⑤強く壁を蹴る

壁を蹴る時もタッチターンと同じです。

クイックターンは回転の動作が入っているので、壁を蹴った後に左右に移動してしまうことがあります。

横に移動してしまったら、半回転する時は回転だけを意識し、壁に足がついたら体をひねるというように分けて行いましょう。

慣れてきたら同時に行うようにすると壁を蹴った時にまっすぐ進めます!

いかがだったでしょうか?

この記事では水泳のタイムを縮めるクイックターンのやり方について紹介してきました。

泳ぎの速さだけでなく、ターンのテクニックも身につけて水泳のタイムを縮めていきましょう!

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