服を着替えるようにキャリアを変える|熊本ヴォルターズ代表福田氏のキャリア観vol.1

編集部 スポジョバ

服を着替えるようにキャリアを変える|熊本ヴォルターズ代表福田氏のキャリア観vol.1

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2022年7月、福田拓哉さんが熊本バスケットボール社の社長に就任。大学准教授を経てBリーグチーム運営会社の社長になるという珍しいキャリアを歩まれている福田さんに、これまでの経歴についてお伺いしました。

これからスポーツ業界に飛び込みたいと考えている学生や、転職を考えている方にとって新たな視点を得られるかもしれません。ぜひ自分のキャリア観について考えながら読み進めてみてください。

(取材:伊藤知裕 構成:スポジョバ編集部 仮谷真歩)




ーーすごいキャリアを歩んでいますね!1社目が京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)なのですね。

もともと学部時代に京都サンガF.C.でインターンしていて、お誘いいただいていたんです。でも病気や入院の関係で身体もボロボロだし役に立たないからと断っていました。すると大学院を出るタイミングでもお声がけいただいて。

休学してしまったからあと1年残っていることを伝えると「それはクラブの人間として行って良い。君の仕事は大学にも関わることだ」と言われました。大学生を対象とした長期インターンシッププロジェクトの企画運営をしてほしいから、願ったり叶ったりだと。

ーー京都サンガF.C.ではどのようなことをやられたのですか?

サッカースクールのマーケティング、サンガカレッジで大学生を対象としたインターン、京都パープルサンガから京都サンガF.C.へのリブランディングプロジェクトなどに関わらせていただきました。

ーーそこからホークスへのキャリアを選択した理由をお聞きしたいです。

自分を成長させようと思った時に、まずどういう世界があるかを考えました。

当時、プロ野球再編問題が起きたタイミングで、ソフトバンクがホークスを買収しました。そのときホークスは、球団とマーケティング会社とNPO、3つの法人で球団経営をやっていたんです。

こんなプロ野球球団は他に見たことなかったですし、経営規模は京都サンガF.C.の10倍あると。京都サンガF.C.でやっていたサッカースクールも、広い意味で言うとメンバーシップですよね。

だからホークスでもファンクラブをやりたかったんです。最初は募集してないと言われたんですけど、経歴や実績を出しながらお願いしたら「じゃあいいよ」とイレギュラー採用していただきました。


vol.2はこちら

>>続いての道は研究者。異例の道を進む福田さんのキャリア観とは


【PROFILE】




福田拓哉 / 熊本ヴォルターズ代表取締役社長

立命館大経営学部を卒業後、京都サンガF.C.や福岡ソフトバンクホークスにてブランド構築やファンクラブの運営などを担当。新潟経営大学(准教授)・九州産業大学(准教授)を経て熊本ヴォルターズ代表取締役社長に就任。

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