【サッカー】スローインとは?投げ方やルール、ロングスローを解説!

編集部 スポジョバ

【サッカー】スローインとは?投げ方やルール、ロングスローを解説!

編集部 スポジョバ

スローインのルールを知ろう!スローインによる戦術も?


「スローインって何?」

「スローインってどうやるの?」

「サッカーで手を使ってもいいの?」

「ロングスローって何?」


ゴールキーパー以外の選手が唯一手でボールを扱えるスローイン

1試合で1チーム平均20〜30回行います。

ただ、スローインだけでも多くのルールが決められており、スローインを利用した戦術を使っているチームもあるのです。

今回は、サッカーのスローインについて詳しく解説します!



スローインとは?

スローインとは、サッカーの試合における再開方法の一つです。

簡単に言えば、「手」で投げ入れることによって再開します。

ゴールキーパー以外の選手が唯一手でボールを扱えるプレーであり、サッカーの特徴的なルールです。


さて、スローインによってプレーが再開されるのは、ボールがタッチラインを超えてプレーが中断された場合です。

その際は、ボールがタッチラインを超えた場所から投げ入れて再開します。

スローインによってボールを投げ入れるのは、タッチラインを超える前に最後にボールに触れた選手の相手チームの選手で、「スローワー」と呼ばれます。

相手チームの選手であれば、ゴールキーパーも含めどの選手でもスローインを行うことができます。

※タッチラインとは、図の赤線を指します。





また、ボールがタッチラインを超えたと判断されるのは、ボールが「完全に」ラインを超えた場合です。

つまり、ボールを真上から見た際に、ボールが少しでもライン上にかかっていればラインを超えたとは判断されないのです。

そのため、図においては「×」のボールだけがラインを超えたと判断され、プレーが中断されます。

ちなみに、ボールが空中にあったとしても、ボールが完全にラインを超えるとプレーは中断されます。






スローインのルールは?

スローインはボールを「手」で投げ入れるから簡単だと思う方もいるかもしれません。

しかし、ただ投げ入れれば良いだけでなく、細かなルールが決められています。

ここでは、スローインのルールを詳しく解説します!


基本的な投げ方

・両手で投げる。

・ボールを、頭の後ろから頭上を通して投げる。

・両足が地面から離れてはならない。

・片足でもタッチラインを完全に超えてはならない。

 (タッチラインを踏んでいれば超えたことにはならない)

・身体の向きと同じ方向に投げる。


スローインを行う際には、決まったフォームで投げなければならないという決まりがあります。

基本的には、上記の通りです。

反則をした場合には「ファウルスロー」となり、同じ場所から相手チームのスローインで再開されます。


オフサイド

スローインには、オフサイドがありません

ただ、スローインでボールを受けた選手がパスを出した場合は、オフサイドが適用されます。

ちなみにオフサイドが適用されないのは、スローインゴールキックコーナーキックなどです。

→オフサイドについて詳しく知りたい方はこちら


直接ゴール

スローインによってピッチに投げ入れられたボールが直接ゴールに入ったとしても、ゴールは認められません

相手ゴールに入った場合は相手のゴールキック、味方ゴールに入った場合は相手のコーナーキックによって再開されます。


やり直し

スローインで投げられたボールがピッチに入らなかった場合は、スローインのやり直しとなります。

ただ、一度ピッチに入ったボールがそのままタッチラインを超えた場合は、ボールがタッチラインを超えた場所から相手チームのスローインで再開されます。

ボールが空中にあったとしても同様です。


2度蹴り

ピッチにボールが投げ入れられた後、スローワーは他の選手がボールに触れるまでボールに触れることができません

もし、触れてしまった場合には、ボールに触れた場所から相手チームの間接フリーキックによって再開されます。


相手選手

スローインをするチームの相手チームの選手は、スローインをする場所から2m以上離れなければなりません


以上のように、スローインには多くのルールがあります。

スローインを有効に行うためにも、しっかり覚えておく必要がありそうですね。



ロングスローが武器になる?

ロングスローとは、長い距離を投げるスローインのことです。

チームによっては、ロングスローを武器の一つにしているところもあります。

なぜなら、スローインによってゴール前にクロスを上げることが可能になるからです。

そもそもスローインのルールに則った投げ方をすると、飛距離を出すことはなかなか難しいです。

キックの方が飛距離パワーも上回ります。

そのため、コーナーキックはチャンスとされています。

ただ、コーナーキックとなるのは、相手チームの選手が最後にボールに触れ、そのボールが相手のゴールラインを超えた時であるため、1試合で1チーム平均4〜5回しかありません。

そこで、ロングスローを投げられる選手がいれば、相手陣地の奥深くでスローインを得た際にも、ゴール前へとボールを送ることが可能になるのです。

それだけチャンスが増えると言って良いでしょう。


ロングスローと言えば、全国高校サッカー選手権大会を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。

高校サッカーでは、名門の青森山田高校などロングスローを一つの武器としているチームが多いです。

有名なのは、第94回大会の3回戦、青森山田高校対桐光学園高校の一戦です。

この試合では、ロングスローによってゴールが生まれ、結果に大きく影響しました。

1回のロングスローで勝敗が決まるほど、ロングスローは武器となり得るのです。

興味のある方は調べてみるのも良いと思います!



今回は、サッカーのスローインについて解説しました!

スローインだけでも細かなルールがたくさんありましたね。

ロングスロー以外にも、スローインを活用した戦術を使うチームもあります。

スローインに注目して試合を見てみるのはいかがでしょうか?


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