「体操競技にはどのような種類があるの?男女で種目が違うの?」
「体操競技のそれぞれの種目の特徴や見どころを詳しく知りたい!」
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オリンピック競技としても長い歴史を持つ体操競技。
身体1つだけで表現される技の数々は、思わず目を引くものがありますよね。
体操競技は男女別に種目が複数設定してあり、競技によって様々な見どころがあります。
今回はそんな体操競技の種類やそれぞれの競技の特徴を男女別にご紹介していきます!
様々な種類の競技が実施される体操ですが、種目の数は実は男女で異なります。
男子は床、平行棒、跳馬、あん馬、つり輪、鉄棒の6種類。
それに対して、女子は床、跳馬、段違い平行棒、平均台の4種類の競技が実施されます。
体操がオリンピック競技として実施された1896年の第1回大会以来、各種目の追加や除外があって現在の種目内容に至ります。
男女共通の競技は、足腰の力があればできるとされている床運動と跳馬のみ。
それ以外に関しては、男女による身体の作りの特徴に沿って競技が設定されています。
それでは6つの競技の特徴や魅力について順番にご紹介していきます!
①鉄棒
静止することなく、空中で鉄棒から手を離す手放し技や、高速で回転を行う大車輪など、ダイナミックな技が連続で繰り出される派手な競技であることから、鉄棒競技は「体操競技の華」とも呼ばれます。
大迫力ゆえに、体操の中で一番人気のある競技だとも言われる鉄棒競技。
よくニュースでも鉄棒の競技が取り上げられることが多いのではないでしょうか。
鉄棒競技では、鉄棒にぶら下がったところから始まり、最後の技で着地するまでが1つの演技となっています。採点項目としては演技中の技や着地の成功失敗はもちろんのこと、技の美しさも採点基準となります。
②床
空中での美しい回転や、着地が魅力である床。
体操競技で使われる床は高いジャンプを可能とするために、板材の下に反発材が入っている「タンブリングバーン」という構造で作られています。
選手たちはこの特殊な床材の上で演技を行います。
床競技でも技の完成度はもちろん、着地の際の姿勢も採点基準に入ります。
また、バランス維持の難しいポーズでの静止も得点に含まれます。
③つり輪
男子体操競技の中で、最も腕力が要求される種目、それがつり輪です。
床面から280cmもの高さに吊り下げられている2本のつり輪(ワイヤーの先端に金属ないし木製の輪が取り付けられている)を使って選手たちは演技を行います。
固定されていないつり輪で体を支えるための絶妙なバランス力と、腕のみで体を支える力強さが求められる競技となります。
公式に認められている技にはそれぞれ難度が設定されており、難しい技ほど高い点数がつきます。そのため難度が低い技ばかりで完璧な演技を行っても、結果としては高得点が出ない場合もある競技です。
④跳馬
皆さん馴染み深い「跳び箱」を使って行う競技です。実は跳び箱は木馬や跳馬とも呼ばれます。
そしてこの跳馬は、男子用は高さ1.35メートル、女子用は高さ1.25メートルの高さに設定して競技が実行されます。
跳躍中に繰り出される技の芸術性や完成度、着地の際の美しさが魅力となっている競技です。
日本代表として出場した白井健三選手の技が「シライ/キムヒフン」という自身の名がついて公認されたことも記憶に新しいですね。
⑤あん馬
高さ105cmの台の上に2本のとってがつけられた馬の鞍(くら)を模倣した台の上で行われるのがあん馬競技です。
2本の腕だけで身体を支えて、途中で静止せずに回転、振動(身体を振る動作)を続けるという腕力が必要になる競技のため、つり輪と同じく男子のみの競技となっています。
古代ギリシアあるいは古代ローマ時代に軍事訓練を目的とした馬術の基礎運動として行われていたという記録もあり、体操競技の種目の中で最も古い競技と言われています。
⑥平行棒
平行棒はその名の通り、弾力がある2本の棒を、2mの高さに水平に、かつ平行に配置したものを使って演技が行われます。
片方の棒に両手でぶら下がっても、片手ずつ別々の棒に手をかけてぶら下がっても良いルールになっているため様々な技を観ることができます。
棒上、棒下での多彩な運動だけでなく、横向き体勢での技も組み入れられるなど、ダイナミックな技も多く繰り出されます。
今回は体操競技の男女別の競技の種類や、それぞれの競技の特徴や魅力について詳しく取り上げました!
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