「日本での夢につながった」海外生まれの青年の理学療法士への道~スポジョバ採用ファイル#2~

ウェルネスジム山王 河野怜生

「日本での夢につながった」海外生まれの青年の理学療法士への道~スポジョバ採用ファイル#2~

ウェルネスジム山王 河野怜生

スポジョバが発足して1年。おかげさまで様々な企業と求職者のご縁を結んでくる事が出来ました。では実際、どんな人が採用されたのか。そして、入社した人は今どんな風に働いているのか。気になる採用のその後を探る新シリーズ「スポジョバ採用ファイル」。

今回お話を伺ったのは、高齢者向けに運動指導などを行う「ウェルネスジム山王」に今年4月に採用された、河野怜生さん(23歳)です。

実は海外生まれ海外育ちで、日本人でありながら日本語はあまり得意ではない河野さん。

日本で理学療法士の資格を取るために日々、奮闘しています。現在の仕事にたどり着いた経緯、そして今後の夢について語ってもらいました。

(取材・構成=スポジョバ編集部)

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「いろんなバックグラウンドを持った人がいる」が決め手。海外育ちの青年が、今の仕事に決めたワケ


ーー河野さんは日本人ですが、海外生まれ海外育ちなのですよね。

河野:マレーシアで生まれて13年、その後シンガポールで3年住んでいました。高校2年と3年の時には日本にいたんですけど、カナダの大学に進学して、就職もしているんです。今回来日したのは今年の初め頃なので、日本での生活は長くないですね。父も母も日本人なんですけど、父の仕事の関係で海外に住んでいました。

ーーカナダではどういう仕事をしていたのですか?

河野:大学で運動学を学んでいたこともあって、老人ホームの理学療法士のアシスタントとして働いていました。大学に入った時から理学療法士に興味があったので、やってみると楽しかったです。ただ、ビザの関係で日本に戻ってくることになったんです。

ーーどうして運動学や理学療法士に関心を持っていたのですか?

河野:子どものころからずっとスポーツが好きで、自分自身もサッカーや水泳に打ち込んだり、サッカー観戦をしたりしていたんです。だから自然とスポーツ関係の仕事がしたいと思うようになっていました。

ーー来日して、ウェルネスジム山王に応募したきっかけは何だったのでしょうか。

河野:トレーニング、リハビリテーションの両方ができることが魅力でした。実際面接に行くと、いろんな専門やバックグラウンドを持っている人が働いているというのを聞かせてもらったので、働くことに決めました。


「分かっていることをやる」よりも「分かっていないことを理解する」。河野さんの成長の秘訣


ーーウェルネスジム山王ではどのような仕事を担当しているのですか?

河野:受付業務や会員者様の運動指導に加え、通所リハビリのお手伝いやデイサービスの送迎のお手伝いもしています。

ーー人に対して運動を指導する、というのは、難しさもあると思います。

河野:サッカーをやっていたとき、自分には走力やスピードが足りないと認識していたので、3ヶ月間トレーニングをやってみて自分で効果を見るというのを実践してきました。そういった分析力や工夫を今の仕事にも生かしたいと思っています。プログラムを作ることに関しては健康運動指導士の資格がないとできないので、先輩の作ったプログラムを見て理解しながら、実際に会員者様のフォームのチェックなどを担当しています。

ーー実際に働いてみて大変だったことはありますか。

河野:やっぱり日本語はかなり大変ですね。漢字の読み書きはあまりできないので、一緒に働いている先輩にはすごく助けてもらっています。あとは、日本の細かい文化的なところですね。「ありがとう」って言われたらどんな風に反応するのがいいのかとか、つい腕を組んでしまうのは日本ではよくないとか…そういったことを少しずつ教えてもらっています。

ーー確かに、日本語って難しいですよね…。会員者様と実際に接してみて、どんな声をいただきますか。

河野:すごく皆さん優しいです。僕が日本語が得意じゃないので、最初は不思議そうな顔をされるんですけど、「海外から来た」と言ったら会員者様が逆に会話をサポートしてくれたり、「こっちの日本語の方が正しいよ」と教えてくれたりするんです。仕事そのもので嬉しいなと思うのは、自分が一歩ずつ進んでいるなと思うとき。分かっていることを毎回やるよりも、分かっていないなということを学んでいるほうが満足するし、幸せな気持ちになれるんです。


「スポジョバがなければ今頃…」夢をつないだご縁と情熱


ーー河野さんはスポジョバを通してウェルネスジム山王に応募し、採用されました。実際にスポジョバを使ってみていかがでしたか。

河野:僕は日本語が読めないのでちょっと難しかったです(笑)。でも似たような英語のサイトに比べると、使いやすいと感じました。

ーー(笑)。でも、ご縁をつながせていただいて本当に良かったです!

河野:日本に来てからずっと医療関係の仕事を探していたんですが、日本語がうまくしゃべれなくてなかなか見つからなかったんです。正直ここに応募したときも、「今回も無理かな」と思っていました。スポジョバがなかったら、医療関係の仕事が見つかるまで違う仕事をしながら日本語の勉強をしないといけないと考えていました。スポジョバが夢をつないでくれたと思っています。

ーーそれを聞いて、涙が出そうです…(感動)。河野さんのように、たくさんの人のご縁をお手伝いしたいです。

河野:求人がたくさんのバラエティに富んでいるから、スポーツ関係の仕事に就きたかったらスポジョバはオススメだと思います。スポーツ関係、といっても仕事によって自分に合う合わないがあるから、自分に合う仕事を見つけられるサイトだと感じています。スポーツ業界に興味があっても諦めている人にとっては、希望を持てるかな。

ーー河野さんはいろんな国に住んで「新しい世界に飛び込む」という経験を何度もしてきたと思います。そういう経験が今に生かせているんじゃないでしょうか。

河野:ありますね。あとは父からの教えも大きいです。小さい頃は、辛いときにチャレンジせずに諦めてしまうような子どもだったんですけど、「どうせ苦労するんだったら前に進もう」と教えてもらいました。何でもやってみないと成長しないという考えは、今に生きていると思います。


「体を動かす喜び」を会員者様とともに。河野さんの抱く夢


ーー河野さんの今後の夢を教えてください。

河野:今は理学療法士になるのが夢なので、そこに向けて頑張っていきたいと思います。僕自身も昔スポーツでケガをして、体が動けるようになった時にすごく嬉しかったから、他の人にもその気持ちを伝えたいです。そのチャンスを会員者様と共有できたらすごく嬉しいですね。

ーー夢を叶えるためにも、ウェルネスジム山王でのご活躍を応援しています!

河野:まずはここでいい仕事ができるように頑張ります。たくさん先輩がサポートしてくれていますが、集中してミスをなくして、日本語をペラペラにしゃべれるようになって、漢字の読み書きもマスターしたいです。資格を取るために、1つ1つ成長していこうと思います。

ーーちなみに、日本のことは気に入ってくれました?

河野:好きですね。海外のいいところもたくさんありますし、まだ日本に慣れていないことも多いですけど、日本の文化がすごく素敵です。東京に住んでいるとすごく便利ですし。

ーー好きな食べ物は…?

河野:ラーメン!

ーー(笑)!



採用担当:平林さんのお話

ーー河野さんを採用された理由はなんだったのでしょうか?

平林:トレーニングができるスタッフを強化したかったんです。彼がその希望を持っていたので、やってもらいたいと思いました。

ーー言語面の不安は、採用側としてはなかったのでしょうか?

平林:彼の言葉って心を打つんですよね。カタコトの日本語を話す外国人の方はたくさんいらっしゃいますが、彼の場合はなんか違うと思ったんです。それを面接でも感じたし、会員者様の心をつかむなと思ったので採用を決めました。


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